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雨が降る日には

今日は朝から雨が降っている。

雨が降る日は憂鬱だ。空がどんよりしていて寒くなるし、体が重い、頭痛だって感じる。
こんな日は外に出ないと決めている。
ずらせない用事がある時は重い体を引きずって外に出るのだが、基本的にどうやって過ごすかを選べる特権がこういうときに発揮される。

雨の日が無条件で憂鬱なわけではない。
とにかく調子が悪くなるからだ。
それは年を重ねるごとに強くなっている気がしている。
自然環境の変化に体が敏感に反応するようになった。

一方で、不調を感じた時に私を癒してくれるのも自然である。
自然由来のバウムをこめかみに塗ったり、台湾で購入したよく香りがたつお茶を入れたり、精油をブレンドしたフレグランスをお部屋にワンプッシュしたりする。
厳しい自然環境で逞しく育つ木や植物、花にはやはり大きなエネルギーを感じるし、人間を癒してくれる底知れぬパワーがあるなと実感する。
自然は、時に災害や予期せぬかたちで人間に襲いかかるが、人間を癒すのもまた自然である。
そんな自然との共生を考えるのが人間にとっての永遠の課題なのではないかと思う。