自由への道のり

新事務所投稿へのいいね、RTたくさんありがとう。
峰だよ。
今期の目標が定まっていないんだ。

あまり遠くない昔の話をしよう。
僕が銀座という街に来た時、全てが終わっていた。
コロナ真っ只中の配属だったため、近くのドトールは16時に閉店するし、案件もそこまで良いものがない。
毎日錦糸町の楽天地に出社して、気がついた時にPCを開いてデータ集め。土日は競馬。
コロナが少し明け頃にさまざまな飲み会が再開され、週3位で表面と終電を逃していたような気がする。
本当に何をしていたんだろう。暇だったんだろうな。

なんで暇かって自分から仕事をとりに行くつもりがまったくなかったから。
そもそもこの業種、取りに行って仕事になることってあまりない。
足で稼ぐことはとても大事だけれど、コロナってのもあってやはりちょっとやりづらかった。だからとりあえずありえないほど高値で購入して、いわゆる大手の中に会社の名前を登録させるところから始めていた。
そうなると融資が追いついてこない。この頃のメインは銀行の開拓だったけれどこれも前任が残していったあれこれでなかなかに難しい状態だった。
そう、暇だったのだ。

前期、実は私はほぼ飲み会に参加していない。というのも母が倒れそのケアをしつつ育児、仕事、これがもう限界だったのだ。ぶっちゃけハゲた。
私は忙しいのが好きだ。だって、いつまでも忙しいなんてことほぼない。だから忙しいうちにはとにかく仕事を詰め込んで稼ぎ切るスタイルが好きなんだ、ということに最近気がついた。
暇。暇は人を殺すには十分な毒だ。
別に毎日飲み歩いても支障はないレベルにはなってきている。ただ私が酒を飲めなくなってしまったのだ。
それもあってか食事会からはだいぶ遠のいていた。
これはこれで快適で、家での時間が増えた。陶芸セットを買った。金継ぎセットも買った。植物を育て始めた。一人の時間が増えていった。

元来内向的な私はもしかしたらこのまま表の舞台から消えてしまい、森に帰るのかもしれない。それも良いのかもしれない。
少し人間に疲れたところもある。誰に会いたいという気持ちも少なく、何が食べたいという気持ちも少なくなっている。
あ、これ鬱だ。と気がついた時には体は重力に耐えることができなくなっており、再び寝転がってPCの画面を眺める生活に戻っている。

幸い、近所の区分管理を受託することができた。
仲介以外に、買取、管理、良いバランスなのかもしれない。
自由になりたい気持ちがあるけれど、そうなったら私は毎日海を眺めいずれ自死するのではないかという恐怖がある。


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