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#12 悩み多き人たちへ その悩み、もしかしたら仏教で解決するかもしれません
1憶総ストレス社会と言われています。
厚生労働省の調べでは、
日常生活の悩み・ストレスを感じているのは46.5%もいるそうです。
これは、労働人口(49.6%)とかぶっているようで、
ストレスを抱えながら働いている人が多いということかもしれません。
悩みが重なってくると
次第に生きている意味も見いだせなくなり
もしかしたら「何のために生きているのか」といった
根本的な悩みにまで行きついてしまうかもしれません。
ロシアの侵略戦争や、様々な凄惨な事件、
自然災害被害のニュースに比べれば、
遥かに自分の方が恵まれていると
頭では分かっているにもかかわらず、
なぜか幸せ、充実感を感じられず、
悩んでいる人も多いのではないかと感じます。
葬式仏教のイメージが強い日本では理解し辛いかもしれませんが、
その悩みは「仏教を学ぶ」ことで解決できる可能性があります。
仏教は、亡くなった方のためのものではなく、
生きている我々への貴重な教えです。
なぜ仏教を学べば、悩みが解決するのか?
その為には、まず最初に”仏教がどうして始まったのか?”を知れば、
その理由がわかります。
なぜならお釈迦様も、親鸞聖人も、我々と同じように悩み、苦しみ、
その解決の教えが仏教だからです。
宗教に対して怪しく感じられるかもしれませんが、
そういった問題に2500年前から真正面から向き合い、
少なくとも現代まで残っているということは、
それなりの価値、理由があると考えてもよいと思います。
ここでは、親鸞聖人を例に浄土真宗がどうして始まったのか
以下、3つの順に考えていきましょう。
親鸞聖人が生きた時代の時代背景
親鸞聖人にとって何が問題だったのか?
親鸞聖人が目指した道