北欧神話と進撃の巨人
北欧神話に次にような内容があると聞きます。
・世界は原始の巨人ユミルの死骸から生まれる。
・アース神族という神々の一族が「アースガルズ」という巨大な城壁に囲まれた都市で暮らしている。
・この城壁はもともと巨人族が造ったものであった。
・巨人族は人間と神々に敵意を抱いている。
・アースガルズに霜の巨人が襲来して戦いが起こる。
なるほど、進撃の巨人のベースが、北欧神話にあると言われているはずだ。
進撃の巨人が、今のドイツ辺りをベースに作られているのはわかる。城壁のある街が、ローテンブルグやネルトリンゲンなど現存していることからもすぐにわかる。
私は、進撃の巨人の中で(私自身、進撃の巨人は1年程前からネット配信でを追いかけて観てきてテレビ放映に追いついた)、パラディ島のウォール・マリアなど3つの壁に囲まれて生活(生存)しているエルディア人のことを、ゲットーという強制居住区域に住まわされたユダヤ人のことで、巨人になる能力で世界を征服する、ある意味嫌われ者の如く、お金で世界を征服する嫌われ者のユダヤ人をモデルとしているのだろうと考えていた。
また、エルディア人(ユダヤ人)と唯一の同盟国が、ヒィズル国のアズマビト家の人々というのも意味が深い。古代の東西の繋がりに興味がわく。
そしてまた、進撃の巨人のメッセージが、ユダヤ人、所謂、国際金資本(DS)を巨人になぞらえ、世界を征服していく近い未来のこと、「1984」で描かれている、超暗黒の管理社会を到来を暗示しているものと思っていた。まあ、その部分もあるのかな・・・と今も思っている。
日本のアニメにメッセージ性のあるものが多い。わたしのような年齢のものは子供の頃、テレビから流れてくるアニメで育った世代だ。その進歩は凄いものだ。日本人の持つ底力を感じます。