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【NO.0192】 久しぶりに店頭に並んでいるお米を見ました

 昨日、とあるスーパーで、お米が店頭に並んでいるのを見ました。新米が前倒しで収穫されたのが出てきたのでしょうか。
 売れているようですが、飛ぶようにというほどではないようでした。価格が10キロで5,000円超え、最近米が以前の安すぎる価格と比べ、値段が上がっていましたが、その価格と比べても1.5倍程度の値がつけられていました。
 もともと、米の値段、国の補助などがほとんどないため、農家は赤字が常態化していると聞いています。そんな状態に加えて、資料などの原材料の価格や、燃料等も高騰してきており、米農家が耐えられなくなり倒産、廃業に追い込まれる農家が加速度をまして増えているようです。

 今回の米不足、昨今の気温の上昇も影響を与えていると聞く。農作物は気温が少しでも変化すると、成育や品質が大きく変わるという。
 気温の上昇はCO2の増加が原因とされているが、実際にはその原因ははっきりとは分かっていない。太陽と地球規模で、氷河期から気温が上昇している過程なのかも知れないし、再生可能エネルギー一辺倒の日本で、森林の破戒が劇的に進んでいるからCO2をさばき切れていないということもあるのかもしれない。
 原因の特定は、できていないのだが、現実に今年など気温が間違いなく上昇している。作物は気温が高く天候が安定しているためよく育ち、米も決して不作ではない。しかし、気温の上昇は米の品質に影響を与え、高温が続く中・西日本のお米は、その独特の甘みが消え、従来の品質が保てなくなっているという。特にブランド米は品質が下がると米としての価値が下がり、そんなことから従来の流通にのらないため、米の不足に拍車がかかってきていると言う。
 かつては、気温の変化に対応するために、品種改良を行なうことが当り前だったのが、今は、外資の圧力からか、今は全く行なっていないという。だから、品質は保てなくなり、比較的近年に品種改良を行なった北海道や東北のお米が品質を保っている現実が起こったのだろう。

 様々な、原因が、今回の米不足を生み出したのだが、やはり、最大の原因は、農に対する、国の政策(減反政策など)が大きく間違っていることや、財務省が、自国農業をまるで潰しにかかっているがごとく、一切予算を出さないことにある。減反によって、価格を高くし、零細農家は守られるのだが、その利益をJAに利させるというカラクリもあるようで、全く、国民が今後確実に影響を受ける(輸入に頼る食、農を改善する気などはなく)食糧難に向けた政策などを行なおうとする気もない。

 菅・岸田政権になってから特に、政府は、アメリカからの要求にはホイホイ金を出してきた。武器や、予防接種関連、戦争支援など。目に余るほど予算がないといいながら、何兆円も拠出してきた。予算がないと言い続ける財務省、当然そのしわ寄せを、他の予算から削るか国民に増税として負担を求める。その、代表的ターゲットが食と農になっている。
 しかも、そんな決定をするべき場所は国会なのだが、完全に機能不全を起こしている。すべて、官邸の言いなりになってしまっており、閣議決定されれば、国会議論もなく法案が通ってしまうという現実が続いている。

 こんな状態を変えるためには、トップの考えが変わることが必要デあることに異論はないと思う。
 そんな中、今月行なわれる自民党総裁選だが、どう見ても事実上の首相任命プロレス劇場で、おそらくシナリオができているのだろう。当然、アメリ家グローバリストの意向が大きく影響している。そうした人物が選出されると思われる。唯一番狂わせを起こす可能性があると目される候補予定者の1人だけは、そうした意向に反する可能性が高いから、刺客を送ることで票を減らそうともしているともいう。しかし、最終的にはこの総裁選では何ら変わらないだろう。
 しかし、その後に行なわれるだろう解散総選挙、ここが、日本の正念場となる。ここで、従来通りの結果となると、こうした、日本人を貧しくし、日本を壊滅させようとする政権が続くことになる。

 日本人、眠りから目覚めないと、自らの選択が自らの命取りとなってしまいます。
 それが、お望みなら、このまま眠っていて、気付かないままの方が幸せなのかも知れません。

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