保育園のお友だち家族と餃子パーティをした件
こんにちは
イデアレコードの左川です。
昔から餃子が好きだ。
お店でラーメンと一緒に食べる餃子も、家で食べる冷凍餃子も、自分の手作りの餃子も、全部好きだ。
そんな自分の家に保育園の同じクラスのお友だち家族が遊びに来ることになった。夕方ぐらいからのんびり食べたり、飲んだりしましょうという趣旨で、料理とスイーツ、飲み物担当を分けてやることになり、うちは開催場所ということもあって料理担当となった。
料理は何にするのかは悩んだ…
小さい子供と一緒に食べられるものは?
大人も美味しく食べられるものは?
大人数が食べれるようなものは?
一緒につくることが楽しめるものは?
餃子しかない。
前哨戦
いきなり餃子を作り始めても盛り上がりに欠ける。
乾杯と一緒に軽くつまめる前菜を用意することにした。
「キャベツと塩昆布」
「ブロッコリーの醤油マヨおかか和え」
うちの子供も好きな定番メニューだ。
だが、そうはうまく行かない。
大人も含めてみんなそんなに野菜が好きではないようだ。
緑色の料理ばかりが並んでバッタじゃねーよという心の声が聞こえてきそうな雰囲気だ。。。
まずい。
気を取り直してすぐに「syunkonカフェごはん」の人気レシピでもある「ハッシュドオニオンチーズ」出すことにした。
一人の子供が「こんなに美味しいの初めて!」と声を上げた。
よく出来た子供だ。
だが、アルコールが入った大人たちやおもちゃで遊んでいる子供にはまったく聞こえていないようだ。全く反応しない様子に自分の幻聴だったのではないかと思い始めた…
もはやあいつに頼るしかない。
本戦
まずは途中まで準備していた餃子のたねを仕上げることにした。
細かく刻んだキャベツと大量のひき肉を混ぜる。
そこに砂糖や塩、醤油、オイスターソースなどを加えていく。
子供も多いことから玉ねぎやショウガ、ニンニクは入れないこととした。
定番のレシピがあるわけではない。
ネットで適当に見たレシピだ。
が、どんなたねでもそれなりに美味しく仕上がるのが餃子だ、
そう失敗するリスクは限りなく少ない。
準備は整った。
子供たちをテーブルに呼んだ。
パーティの始まりだ。
餃子の皮にたねをのせて包むことをみんなでやっていく。
最初は不安そうでしぶしぶやっているのだが、だんだんと楽しそうな顔に変わっていく。
皮を2枚重ねてやってみたり、たねをたくさん入れ過ぎてはみ出たり、たねが小指の先ぐらいしかなくてほとんど皮だけだったり…決してお店では出せないようなものが多いが、ここは自宅だ。楽しければいい。
とはいえたくさん作っていくとだんだんとそれなりの形になっていく。
大人も子供も一丸となって餃子を作っていく。
雰囲気が変わったのがわかった。
そう、これこそが餃子パーティだ、
大人も子供も一心不乱に餃子と自分自身と向かい合う。
時間を忘れて楽しむ瞬間だ。
準備は終わった。
後は焼くだけだ。
フライパンで焼く方が美味しく出来るのだが、量が多いのでホットプレートで一気に焼くことにした。
少し焦げ目がつくまで焼く。
その後水を入れてふたをする。
そして待つこと数分。
餃子が完成した。
大人も子供もバクバク食べていく。
特に子供も美味しそうにたくさん食べてくれるのは嬉しい。
「美味しい」という子供の声も聞こえたような気がする。
関西人が多かったので「旭ポンズ」を用意していたのだが、正解だった。
関西人は「旭ポンズ」でこんなに話を拡げて、盛り上がれるのが衝撃だった。関東人の自分にはまったく理解できないが。
自分も食べてみた。
正直、お店の餃子の方が味は良いし、形も良い。
だが、子供と一緒につくった想いの詰まった餃子だ。
かなりのバイアスがかかってメチャクチャ美味しく感じる。
かくして餃子パーティは無事終わった。
その後も玉子焼きやお好み焼きも作ったが、やはり餃子が一番盛り上がった、
餃子様様のパーティであった。
しばらくは餃子に足を向けて寝られない。
※本当は焼きあがった餃子の写真とか載せたいんだけど、余裕がなくてまったく撮れなかった。
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