社会人向けの国語の教科書に相応しい | 「ていねいな文章大全」(著:石黒圭)
こんにちは
イデアレコードの左川です、
最近、文章を書く機会というのが増えている。提案書や資料などはもちろんのこと、社員に発信するメッセージや寄稿記事など様々な用途で書く必要がある。そんな中なるべく日本語として美しく、わかりやすいものを書きたいという想いがあって、SNSで話題となっていた「ていねいな文章大全」を読んだ次第である。
最初の第一印象は「分厚いなぁ」でした。一緒に購入した「万物の黎明」よりも厚さだけで言えば上回っているぐらいである。だが、テーマごとに分けられた各ステップは豊富な例文を用いながら説明されていることもあって、非常に読みやすくページをめくるスピードはそれなりに出ます。もちろんじっくりと読みたい箇所については読み込もうとするとそれなりにかかるのですが。
どんな本だったか?を改めて考えてみるとタイトルトル通り「文章の書き方を丁寧に教えてくれる本」というのがまさにぴったりである。。文章とはどうあるべきかを構造から語句の使い方や注意事項などあらゆる視点から考えていき、メールやSNS、テキスト生成AIなどのシチュエーションにおいてもどうすればいいのかという心構えにも踏み込んだ内容となっている。社会人向けの国語の教科書として相応しいものである。
そんなわけで会社の若手に読ませたいと思う書籍の一つとなった。