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「シリコンバレー最重要思想家ナヴァル・ラヴィカント」(著:エリック・ジョーゲンソン 翻訳:櫻井祐子)を読んでみた。
こんにちは
イデアレコードの左川です。
twitterで読むべきと薦められている投稿を複数見て、一体どんなものなのか!?ということで読んでみました。
アメリカ起業界の仕組みを変えた伝説の最成功者
全行動・全思考・全経験が自分の血肉になる本!
★全米ベストセラー&28か国刊行! !
米・起業界を一新し、アメリカをスタートアップ大国へと
のし上げた伝説の男に迫る初の本!
★世界の挑戦者に火をつける言葉の数々。
「今最も読むべき本! 」「よすぎて2冊買った! 」
「あなたの人生を変える」等、賛辞続々! !
★米Amazon.comで7200以上、
異例の高評価(平均4.7★)
★世界最大手書評サイトGoodreads、
1万8000件レビュー超、平均★4.5以上!
自分を動かす最強の本!
超弩級のビジネス書が、ついに日本上陸!
アメリカ起業界の仕組みを一新した男、ナヴァル・ラヴィカント。
エンジェル投資家とスタートアップを結ぶ「AngelList」創業、
彼の出現以後、全米のスタートアップ創業スピードは飛躍、
法律までをも変えてしまう。
個人投資家としてもUberやTwitterに初期投資するなど、
先見の明と行動力を兼ね備えたシリコンバレー屈指の事業創出者。
成功とスキャンダルが背中合わせのシリコンバレー。
富を得るほど身がすり減る過競争の世界にいながら、
核心をついて語られる人生論・幸福論に、世界中の
オピニオンリーダーが耳を傾けつづける稀有な存在。
生きるのに必死だった男は
どう逆転したのか――?
よくある金言集とは思いきや、そこらのものとは一線を画す言葉に満ち溢れていると言っても過言ではない。そしてそれらの言葉が威圧的でも押しつけがましいわけでもなく、ごく自然と自分の頭にスッと入ってくる。
仕事や働き方、人生という観点でも考え方を改めざるを得ない言葉にいろいろ出会えるが、自分が特に好きなのは以下である。
頭で稼げ。時間で稼ぐな。
労働集約型のビジネスをやっているとどうしても時間で稼ぐことが頭のベースになってしまう。だが、頭で考えるとことをやめると単なる作業になってしまい、なんの付加価値も生まれず、利益も出せない。
考えることを止めるとそこでゲーム終了ですね。。。
知性への近道はない。
彼はとにかく読書せよということを言葉を変え、繰り返し伝えてくる。知性というのは勝手に生まれるものではなく、圧倒的な読書によって伸ばすことができるもので、それには才能は関係なく誰もが出来ることであるとも解釈できる。もちろん読んだ本を理解するための時間は人によって大きくことなるが、そこは本を選び方と読書量でカバーできるものでもある。
だが、近道はない。
明晰に考えるためには、基本を理解せよ。高度な概念を、必要に応じて導出できず、丸暗記しているだけでは途方に暮れる。
基本を大事にすることの大切さも繰り返し出てくる。小手先のテクニックや魔法の言葉によってうわべだけ分かった気になることはビジネスでは起こりがちであるが、とにかく基本を理解するためには圧倒的な読書と。。。
君にしかできない貢献をするには、何かに理不尽なまでの執着を持たなくてはならない。
自分にしか出来ないことを自分自身で見つけることは実はとても難しいことである。だが、自分が理不尽なまでの執着を持てるものは何なのか?という考えると、その道筋が見えてくる。理不尽なまでの執着によってそれを磨き上げていくと、自分自身にしかできない貢献≒付加価値になってくる、ってことかな。
行動は性急に、結果には寛容に。
何に時間をかけるべきなのか、ということは限られた人生およびビジネスの中では常に問われる。すると行動は性急でなくてはならないし、その結果に寛容になることで、次につながってくるなとは確かに思う。
いつかやりたいことがあるなら、今やれ。待っていても「いつか」は来ない。
「いつやるの?今でしょ」を筆頭にこの手の言葉はよく出てくる。
それくらい重要なことである、ということを再認識。
これ以外にも様々な言葉が出てきて、そこに至るバックボーン等が語られている。繰り返しになるが、とにかく知性を磨くための本を読めということに終始尽きる。
最後に彼の言葉で締めくくりたいと思う。
本にはいつもお金をかけている。出費だと思ったことはない。私にとって本は投資だ。