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「健康・健全な会社で在りたい。卓球はそれを助けてくれる。」 オフィスピンポンファイルvol.2 Ubie森さん・長澤さん
こんにちは!オフィスピンポンの長田(@SsfRn)です。
卓球台を導入した企業さんにインタビュー取材する企画『オフィスピンポン ファイル』第2弾!
※前回はこちら
今回取材させていただいたのは、医療スタートアップ企業『Ubie株式会社』さん!日本橋にオフィスを構えるUbieさんでは、どのように卓球台が使われているのでしょうか?
その裏側にある、Ubieさんとしての想いまでたっぷりと聞いてきました。それではどうぞ。
《今回取材を受けてくれた方はこちら!》
森 俊彦
Ubie株式会社で事業開発と人事を担当。
卓球も好きだけど、うどんが一番好き。石川佳純と卓球をするのが人生の目標の1つ。
Twitte:@moriudon0626
長澤 太郎
Ubie株式会社のソフトウェアエンジニア。自称Kotlinエバンジェリスト。趣味はディズニーと卓球。アンチ使いのドライブマン(実験中)
Twitter:@ngsw_taro
私たち自身が「健康」であること
長田
はじめに、お二人のプロフィールを教えてください。
たろうさん
Ubieには、去年の4月にエンジニアとして入社しました。Ubieは若い会社で、この5月に丸2年を迎えました。
Ubieは病院にサービスを導入し、医療機関の業務効率化を図っています。その点から、医療への貢献、社会的なインパクトの大きさに夢を感じました。共同代表の久保とは元同僚だったので、その繋がりもあり入社を決めました。
森さん
私は、Ubieにて人事と事業開発を担当しています。もともと総務関係の業務もやっていて、今年2月に現在のオフィスへ移転したのですが、オフィス環境を整えている中、卓球台の設置を提案しました。そして、移転のタイミングで卓球台が導入されました。
長田
卓球台をオフィスに置こうと提案した理由はなんでしょうか?
森さん
私たちは、「世界中の人々が健康でいられるようにサポートしていく」ことをやっていきたいと思っています。そのために、私たち自身が健康でいることはめちゃめちゃ大事だろうなと考えています。
そのためにできることとして、2つあると思っています。
・運動をして身体的な健康を保つこと
・カジュアルにコミュニケーションを取り、みんなで仲良く仕事をすること
その両面からサポートできるといいなと。
たろうさん
そんな背景から「UbieスポーツDay」を月に一回実施していました。社内メンバーでスポーツを楽しむ日です。テニスやカラオケなど、様々なスポーツをやっており、そのうちの1つに卓球の会がありました。
その様子を見て「みんな楽しんでできる」と卓球の魅力を感じました。おまけに、卓球台だとオフィスでも継続してやりやすいですし、取り入れよう!という流れになりました。
長田
おお!スポーツDay!それはどんな経緯で始まったんですか?
森さん
Ubieでは、もともとUbie Dayという社外の人を呼んだ飲み会を、月2回くらいの頻度でやっています。それ以外の時間の使い方として、みんなで定期的に運動する時間を作ろうかという話になり、スポーツDayが生まれました。
もう少し、会社の話をさせていただきますと、世界中に健康を届ける会社として大事にしている3つのバリューがあります。その中の1つが「Stay healthy」。単純な健康的な意味合いだけじゃなくて、組織として「クリーン」であるというニュアンスも含んでいます。
世界中の人々の健康をサポートしたいと思って事業をやってますが、そのためのビジネスで誰かに嘘をつくようなことや、変なところでお金を儲けることは、絶対にあってはいけないと思っています。そうではなく、「世界中にしっかり胸を張れる」組織でありたいと考えています。
長田
なるほど。「自分たちが健康にならなきゃいけないよね」と思ったのは、何かしらきっかけがあってそう思うようになったのでしょうか?
森さん
世の中には、大変な働き方になっている会社があるのも事実だと思っています。泊まり込んでたくさん働くようなことは、あまり持続可能な状況ではないですし、健全でないと思っています。
そうではなく、ご家族、お子さんがいらっしゃる方でも気持ちよく持続的に働けるような会社の状態・働き方でありたいんです。
弊社では、みんな平均すると一日8時間程度しか働いていないですし、そういう組織文化を維持してたいよねと。このような文化のある会社にこそ、優秀な仲間が集まってくるはずだと思っています。みんなで気持ちよく働くために、そこはこだわっています。
長田
めちゃくちゃ素敵な思想を持った会社ですね。
卓球経験者が未経験者をリードする
長田
卓球台はどういった使われ方をしてるのでしょうか?
森さん
この卓球台はMTGテーブルとして使えるので、まさに今のインタビューみたいにカジュアルな打合せで使います。でも、基本は卓球をする場所として使われていますね。
弊社では仕事時間中にも卓球をやります。誰も使わず空いてるときは、それとなく卓球が始まりますね。そして、ピンポン球の音がするとみんな察知して集まってくるんですよ。笑 気が付いたら5人以上集まってきます!
たろうさん
ただ、弊社はリモートで会議に参加する人もいるので、マイクなど繋いでいるときは控えていますよね。
長田
すごい、、!
そもそも働き方として、かなり自由なのでしょうか?
森さん
そうですね。リモートも問題ないですし、家庭の事情から家で仕事をしている社員もいます。時間も”何時から何時までやる”という管理はしていません。なのでお昼頃から出社する人もいますね。1人1人に合った一番生産性が高くなる働き方を尊重しているんです。
長田
社内には、卓球部はあるのでしょうか?
森さん
一応、卓球部みたいには掲げているんですけど、明確な境目はないですね。誰が入ってるか把握していませんし、誰でも卓球ができる空間になっています。
時々、社外の方が打合せに来た際にも、誘って一緒に卓球やることもあります。「打ち合わせついでに卓球やっていきます?」みたいに。笑
たろうさん
実質、みんな卓球部員みたいな感じですよね。笑
長田
オンライン上に、卓球部としてコミュニケーション取る場はありますか?
たろうさん
社内のSlackに卓球用のチャンネルがあります!ラケットの購入を希望するメンバーが続々と現れたのでラケットの相談をしたり、YouTubeの卓球動画などを共有したりしています。「どうやったら卓球が上手くなれるんだろう?」といった会話もありますね。
森さん
そんな会話から、たろうさんがスライド資料を作って、「ラケットの購入講座」をやりました。
たろうさん
「ラケット選ぶときは、こういうポイントで選ぶといいよ」という内容をお伝えしたら、みんなラケットを買ったんですよ!笑
長田
それはすごい!
社内には、卓球経験のある方はあまりいらっしゃらないんですか?
たろうさん
私とインターン生に1人いるくらいですね!
森さん
遊びでやったことがあるという人が多いですね。私も経験はあまりなくて、観戦が好きなんです。石川佳純選手のファンなので!笑
「卓球しにおいでよ」とラフに誘える
長田
代表の方などは、卓球に対してどういった感想を持ってるんですか?
たろうさん
弊社は共同代表が2名いるのですが、1人はラケット買ってめちゃめちゃやっています!笑 さっきもやっていましたよ!
長田
さっき!?大好きじゃないですか!皆さん、多い日でどれくらいの時間、卓球をしているんですか?
森さん
多い日だとトータルで3時間ぐらいですね!もちろん1人が3時間やってるということではなく、全体での時間です。
たろうさん
夜だとずっとやることもありますね。気づけば22時頃になる日も!
長田
その間はがっつり練習という雰囲気でやってるんですか?
たろうさん
それはないですね。練習ではなく、気楽に話しながら打ち合うみたいな感じです。他愛もない話題も多いですが、仕事の話をしたり真面目な議題を話したりもします。「今後の組織をどうしていこうか?」といった話も。
長田
卓球台があるからこそ、くだけたコミュニケーションができている感覚はありますか?
たろうさん
卓球の効果についていうと、内容というより対象かなと思います。普段だと元々同じチームで動いてる人とのコミュニケーションが多いですが、卓球だと仕事での関わりが希薄になりがちな人と話す機会が作れますね。
長田
なるほど。先ほど、社外の方との打ち合わせ後に卓球をするとおっしゃっていたじゃないですか?打ち合わせの雰囲気も変わるものですか?
たろうさん
劇的な変化とまではいかないかもしれませんが、やっぱり笑顔になってくれるので、少しコミットメントは高まるかもしれないですね。
また、「卓球しにおいでよ」とラフに誘うことができます。また、採用広報目線だと「卓球ができる企業」というイメージを持ってもらい、Ubieを好きになってもらうことにも繋がるかもしれません。
長田
社外の企業との交流で、卓球をすることを目的に実施した経験はありますか?
たろうさん
今のところはないですが、ぜひやりたいですね!団体戦なども実現したいなと思っています!また、普段打たない人と打ちたいという欲もありますね。
森さん
それはありますね!ずっと社内だけだと、相手が固定されてきてしまうので。
長田
仲良い企業さんができたら、実現しそうですよね!
森さん
それでいうと、2ヶ月くらい前に僕らと近い領域の医療AIのスタートアップ企業さんと懇親会を、弊社でやったんですよ。
10名くらいの方々が遊びに来てくれて、一緒に飲んでいました。そうしたら「卓球台あるんですね!やりましょうよ!」声をかけていただき、終わる頃には仲良くなっていましたね。ただ飲むのとは異なる形で交流できるなぁと感じています。
長田
その懇親会はなぜ実施しようと思ったんですか?
森さん
その企業さんは、事業ドメインと事業フェーズが近いことから実施することになりました。普段の悩みや近況を共有して、懇親を深めることが目的でした。
「卓球」は手段であり、すべてを解決するわけではない
長田
実際参加されてる「オフィスピンポン部」のコミュニティについてお話し聞きたいと思います。なぜ、参加されたでしょうか?
たろうさん
僕は卓球友達が欲しかったのが、大きな理由です。
一時期、卓球クラブやサークルを探していましたが、いい場所がありませんでした。そんな中「オフィスピンポン部」を見つけて、これだな!と思ったんですよね。
長田
おお!嬉しい!
これだなっていうのはどういう部分だったんですか?
たろうさん
Slackを活用するというのが良かったですね!入りやすいですし、入った後もコミュニケーションが取りやすいので。
長田
それは日頃からSlackを利用されており、使い慣れてるってところから?
たろうさん
そうですね、あとは職種や業種が似ている人が多いので、そういった会話もしやすいかなと期待もありました。
森さん
僕は、卓球台を導入したことで、こんなに社員のみんなが楽しんでくれると思っていなくて、予想以上にいい影響が生まれていると思っています。まだまだ改善の余地があると思いますし、別の企業ではどう卓球を使っているかを知りたいというのが、参加した理由の1つですね。
あとはカジュアルにコミュニケーションできると、社内の雰囲気をよくしたり、生産性を高めたりと大きな影響があると思っています。そんな企業が、世の中にもっと増えたらいいなと思っており、そこに貢献していきたいです。
長田
おお!ありがとうございます!実際に参加してみて、どういう感想を持ちましたか?
たろうさん
結構卓球経験者の方がいらっしゃるというイメージですね。あと、住んでいるところが近い方がいたので、一緒に近所で練習できればいいなぁと妄想してます!笑
森さん
私は実際にオフィスで卓球をされている方が、予想以上に多いと思いました。人数というか「卓球台置いてます」という会社が!それに領域の幅も広いですよね。
たろうさん
たしかに!
長田
このコミュニティには30人くらいメンバーがいて、中にはUbieさんみたいなIT系の企業もあれば、法律事務所の人もいたりとか、めちゃくちゃ幅広いんですよね。
職種的にも、エンジニアの人もいれば営業の人もいるし、デザイナーもいます。その辺すごくバラバラだったりもするんで、僕はそこがめちゃくちゃおもしろいなって思ってます。
最後に、今後卓球台を導入していきたい人・企業に対してメッセージがあればお願いします!
森さん
卓球台を導入したから、すぐにどうにかなるかというとそうではないと思います。卓球台はあくまで1つの手段で、卓球が全てを解決するわけではありません。
きっと、何かしらの目的のもと、卓球の活用の仕方がうまく設計されている状態が理想なんだと思います。1つのオプションとしては非常に価値があるものなので、ちゃんとデザインして使うと、会社・組織がよくなるのかなと思っています。
たろうさん
卓球台を導入すると、、、卓球ができる!笑
あとは、でも会社で昼寝する時間が減りました!睡魔が襲ってきたときに卓球をすると、眠くなくなりました。
長田
それめっちゃいいですね!集中力あげるのにも使えると。 働く上でメリハリもつけられますしね。
お二人とも、本日はありがとうございました!
インタビューが終了した途端、Ubieの卓球部員が集まり、すぐに卓球タイムがスタートしました。それほど、Ubieは卓球が浸透した風通しのいい企業ということ。
お二人だけじゃなく、社員の皆さん笑顔が絶えず、仲の良さが一目で伝わってきました。最後の森さんのメッセージのように、この仲の良さだからこそ卓球が溶け込んでいるんだなぁと。
Ubieさんと打ち合わせチャンスがあったら、ぜひオフィスに遊びに行ってみてはいかがでしょうか?
それでは!
■Ubie HP
■オフィスピンポン部についてはこちら!
■Twitterもやってます!
医療系IT企業の「Ubie」さんのオフィスにお邪魔して、 #オフィスピンポン の取材をさせていただきましたー✨
— オフィスピンポン🏓 (@office_pingpong) June 28, 2019
取材後は、社員の方がこんなにたくさん集まって、みんなで卓球🏓
めちゃ仲のいい皆さんでした☺️
ありがとうございましたー❗️
記事は後日公開、お楽しみに👍 pic.twitter.com/xnbk0kZRNr
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