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週末・京都・聖地巡礼

先の心配をしてお金を節約しても、将来、ケチったお金を十分に使えるかはわからないよね。と、最近、強く感じております。

まあ、今のところ大したお金を持っているわけでもないですが、笑

奥さんと、行きたいところには行けるうちに行っておこう!と言う話をしていまして、国内の行けるところにはどしどし出かける所存です。

とは言っても、上の子は中間テストや期末のタイミングは無理ですし、下の子だって学校があります。なので、自由に動けるタイミングも意外と限られる。日帰りできる名所旧跡はとても貴重です。

なので、基本方針は行ける時はしのごの言わずにとっとと行く!

と言うわけで、先週末は京都に行ってきました。

日帰りです。
岐阜からなので往復5時間くらいですかね。休憩を入れると6時間ほど。

目的は、聖地巡礼!笑

呪術高専的な、いや清水的な呪術高専

まず訪れたのは、呪術廻戦の舞台になる、東京都立呪術高等専門学校、通称:呪術高専の敷地の中にある建物そっくりの清水寺の舞台!

聖地巡礼その1:呪術廻戦っぽい。いや、逆だけれども。

いや、どう考えても逆ですけどね。

清水の舞台が呪術高専の建物のモデルな訳だからw

でも、まあ、聖地巡礼ってそう言うものかなw

この日は日曜日でしたが、早朝、7時半に高台寺の駐車場着。

まず、八坂神社に参拝してから、清水寺に行きました。

八坂神社:昔はお寺と一体だったようですね。廃仏毀釈の影響で今の体裁に。

8時過ぎくらいですね。
ところが、もう、この時点で修学旅行生がわんさかきていて混み始めました。ちなみに、修学旅行生が嫌かというとそんなことはないんです。

個人的にはちょっと羨ましい。

私は修学旅行が中学生の時は木曽、高校の時は九州というふうで、大人になるまで京都や奈良には縁がありませんでした。なので、ちょっと羨ましいなと思ったりします。

まあ、ちょっとだけ賑やかにはなりますから、朝一番にこの界隈を歩いていたのは正解ではありましたが、笑

朝イチは人もまばらです。
11時前後ですかね。もう結構、観光客の方がいらっしゃいます。私もですが。


『なんて素敵にジャパネスク』&『源氏物語』

えーと、はい。『なんて素敵にジャパネスク』は、奥さんと娘たちが読んでる漫画です。私は全然筋がわかりません。

なんでも御所の清涼殿がよく登場するらしい。そういえば、この間、行った滋賀県の石山寺もその類だったような・・・。いや、そういえば、石山寺は紫式部が『源氏物語』を書いた場所だったな。

なんだか、色々と繋がりますね💦

流石に、『源氏物語』はわかりますが、あれってゴシップじゃない?少なくとも、光源氏に対しては少しも共感もわきません。むしろ、ちょっとひどくない?と思ってしまいます。

散々気ままにやっているくせに、ちょっと被害者ぶってるように感じて、どうも好きになれないです。

まあ、とにかくこの2つの物語は御所が主要な舞台になっていますよね。

というわけで、今回の聖地巡礼のメインイベントは京都御所です。


京都御所は、以前は予約がないと入れなかったのですが、今は予約なしでも見学できるようです。数々の歴史の舞台になった場所がこれほど綺麗な状態で維持されていることに感動を覚えつつ見学させていただきました。

京都御所の紫宸殿

ん〜、すごい建物だ。ただ、ここはどこまでが靴を履いて、どこまでが足袋なんだろう?みたいな細かいことが非常に気になりました、笑

あと、個人的には鳥がいっぱいいて良いところだなと。

古い建物


三十三間堂って一体どんなつもりで建てたんだろうか?

三十三間堂を建てたい!と言い始めたのは後白河法皇です。平安末期の人で、今様と言われる庶民の歌に親しんだり、文化芸術にも造詣が深かった天皇のようですね。

で、実際にお堂を献上したのは平清盛です。

だけど、後白河法皇は源頼朝に平家追討を命じた張本人ですよね?おいおいおいおい、ちょっとひどくない?とつい思ってしまいます。

さらに、その平家を討った源義経に官位を与え、京都に留め置くことで追い詰めたのも後白河法皇ですよね。義経は結局、頼朝に討たれることになりました。ねえねえ、だいぶひどくない?

そんなわけで、後白河法皇はだいぶ酷い人だなと思うわけです。

でも、三十三間堂を作ってそこに仏像を置こうとしたのも、法皇だとすると、、、一体何を祈願しようとしたのだろうか?そして、それは叶ったのだろうか?

ちなみに、創建当初の三十三間堂は後白河法皇の御所にあったそうです。ところが、80年後に燃えてしまい。今あるのは、後嵯峨天皇が建てたもの。それでも、鎌倉時代ですからね。相当古いです。

有名な千体の千手観音も平安時代124体が平安時代のもの、それ以外は鎌倉時代の作品のようですね。それにしても、壮観でした。ただ、撮影禁止なので、写真がないのでそこだけ残念ですね。

仏像好きの私としては、また来たかった場所の1つでしたから大満足です。

そして、次に京都に来たときは東寺に行きたい。

20年ぶり2度目の食べる京都・日月庵

なんだか、甲子園の出場履歴みたいになってますね、笑

20年くらい前に、奥さんと京都に来た時に食べたお店で昼ごはんを食べました。

突き出し?とお造り。どれも美味しかったですが、特に赤い器の左のお豆腐と手前の小鉢のゆりね豆腐が最高でした。
豆腐田がくとお麩の田楽。奥さんが豆腐田楽2つ、私がお麩の田楽だったので、1つ交換してもらいました。
メインはお吸い物と鮭の幽庵焼き、炊き合わせ、ご飯。どれもめちゃめちゃ美味しかったですが、子どもたちは幽庵焼きに夢中でした、笑

我が家的には、日月庵さんでランチは勇気のいるお値段でしたが、、、勇気を振り絞る価値はあります。京風のお料理をしっかり、じっくり、味わえる。しかも、清水坂のいい場所で景色を楽しみながらの食事ですからね〜。

こう言っちゃなんですが、お金の払いがいがある。子どもたちにもいい経験ですしね。

京都は通算4回目。しっかり見たのは3回目ですが、やはりいいですね。古い建築物を観られるのは嬉しい。いわくやいわれは数々ありますが、それも含めて実に楽しい場所です。

また来たい。



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