ASD当事者の私がTRPGをいいと思う理由 3 キャラクター作成が楽しい
1で「理由は二つある」と書きましたが、どうも2つだけではないようです。
今回は、キャラクター作成(キャラメイクとも言います)について書いてみます。
・TRPGのキャラクター(PC)作成
・キャラメイクの面白み
・TRPGのキャラクター作成
TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)で遊ぶには、自分が使うキャラクター(PC)をまず作成する必要があります。
作成方法はTRPGシステムごとに違いますが、大まかに言って(大半のTRPGで)2通りあります。
ひとつは、「サンプルキャラクター」を使用する方法。ルールブックには普通、PC作成の見本としていくつかのキャラクターが掲載されています。作成方法がよくわからなかったり、時間がなかったり、その他の理由でGM(進行役)が指定する場合は、そのどれかを使ってTRPGを遊ぶことができます。(追加書き込みがあるので、コピーして使うのが普通です)
もうひとつは、キャラクターデータ(の殆ど全部)を自分で選んだり、ダイスを振ったりして決める方法です。これもシステムごとに作り方が違います。
アリアンロッド2Eを例に取ると、種族を選ぶとそれぞれ固有の能力(体力や知力など)基本値が決まり、2つの職業(メインクラス/サポートクラス)を選ぶとさらに能力値が加算されます。また、それぞれに所属するいくつかのスキル(いろいろなことのできる技術や才能)を選びます。
さらに、初期の所持金でアイテム(武器や防具その他の所持品)を購入します。
これらの方法でPCの能力や特徴を決めるとともに、パーソナルデータ(名前、性別や年齢や身体的特徴、生まれ、目的など)を決めて、人物像を固めていきます。これらをキャラクターシートに書き込めば完成です。
・キャラメイクの面白み
企画を立てたり設計をしたりすることの好きなASDの私にとって、キャラメイクはセッションそのものと同じぐらい楽しい作業です。
そのPCをどんな人物にしたいか、どういう行動をしたり台詞を言ったりしたいかを考えながら、色々な種族やクラスのPCを形作っていくことは、物語を創るのにも似た楽しさがあります。
またスキルをうまく組み合わせ、能力の高いPCを如何にして作るか、という楽しみもあります。能力値やスキルは数が決まっているので、選ぶだけでよいのもいいところです。
それと、私は名前を考えることが好きなので、PCにどんな名前をつけるか考えるのことも大きな楽しみです。また、そのPCがどんなしゃべり方をするか、一人称に何を使うか(私、僕、俺、我…)など、言葉によって人物を表現することも面白いです。
絵の描ける人なら、自分のPCの絵を描くとさらに楽しめるでしょう。
まとめ
TRPGのキャラクター作成の楽しみについて書きました。
小説などを書けばキャラクターを作成することはできますが、物語を完成させるのはとても大変です。TRPGならその楽しみを手軽に味わうことができます。
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