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Episode of コーチング(夢中になる力編)

 僕は昔から夢中になると周りが見えなくなるぐらい熱中してしまう。

 子供の時は図工の時間に手を動かして何かを作ることが好きだった。とにかく夢中になって色々と作った覚えがある。

 僕の30年の人生で本気で夢中になって打ち込んだ事は3つある。

 ①:『読書
 ②:『英語のリーデイング
 ③:『簿記(2級まで)

 まず、①の『読書』。僕はどこに出かけるにも本を持ち歩く。もし、本を家に忘れて来たとなれば1日時間を無駄にしたような気持ちになる。

 ②の『英語のリーディング』。大学受験当時、これほど夢中になって勉強したことはないくらいやった。大人になった今でも辞書が手元にあれば読める絶対的な自信はある。しかし、前提として当たり前だが、日本語で読んで理解出来ない文章を、英語で読もうとしても理解は出来ない。

 ③の『簿記(2級まで)』。最近の話になるが転職を考えた時に、自分の実力にプラスになる何かを身に付けなければならないと考え、学生時代に挫折した簿記2級にチャレンジした。色々とあって試験を受けるのを辞めたが、4ヶ月という短い期間もの凄く夢中になった。そして、この時の経験が僕の数字に対する考え方を変えたと言っても過言ではない。

 つまり、何かに夢中になるということは『無敵』になれるということだ。
 
 夢中になってやっている人は、試験の為に勉強しなければならない、人に言われたからやらなければならないという理由でやる人よりその伸び方は桁違いに差が出る。

 もう一つ夢中になる人の特徴を挙げるとすれば、『楽しい気持ち』になる事。

 楽しいから寝食を忘れて続けられるのである。楽しいから目的を達成した後も成長し続けられるのである。

 僕はコーチングの力によって、自分自身の強みとしてこの『夢中になる力』を発見する事が出来た。そして人間誰しも夢中になれるぐらい好きな事があるはずだ。その好きな事にとことん夢中になることにより、そこから自分自身の『強み』を見つけるきっかけにもなるはずである。

                                Takuya

 Mihoko先生に質問です。

Q: 夢中になると無敵になれると書きましたが、その反面、夢中になり過ぎて周りが見えなくなり、周りに迷惑をかけてしまう事も起きると思います(特に仕事をしている時等)。先生でしたら、このような時どのようにしますか❓


A:何かに夢中になることは素敵なことですよね。好きなことだから夢中になるのか、夢中になれたから楽しい気持ちになるのか?楽しいから時間も忘れて続けられるのか?例えば、レゴブロックで遊ぶ子供たちやテレビゲームを宿題も忘れて続ける子供たちも目の前のことに夢中になっていますね。子供たちはブロックで何を作り、どのように作るのかを構想立てています。テレビゲームも同じでしょう。ゲームの攻略法を覚え、そのゴールイメージを持ち、あとは時間と課金との戦いに力を注ぐのではないですか?
 
組織の中のTakuyaさんも同じですよね。
この「読書・英語のリーディング・簿記」は一人で出来ることですね。
 
夢中になっていても周りが見えていて、決してしくじらない、周りにも迷惑をかけることもしないという人は自分自身の計画書とチームの計画書を持っています。つまり、自分の目的と目標とチームの目標達成した成果をはっきりとイメージ出来ているということです。加えて、そのプロセスについても情報を駆使しなが構想し、連携しながらPDCAを回して目標を達成させます。その意味で仕事は周りを気にしながら全体像を見渡さなければ成功させることができないということです。
 
職業人は組織にとって最も大切な経営計画書、中長期計画などの管理に基づいて動くことになりますから、会社に役に立つことと言われても夢中になれる感覚を持つことの方が難しいかも知れませんね。Takuyaさんは幸運なのかも知れませんね。
 
私も職業人として長く働いてきましたので、自分はどのくらい成長したのかを実績や成果物そして、人間関係でしか図ることか出来ません。楽しく、夢中になっていたかどうかは分かりません。これから第二の人生を無心に、夢中で何かに取り組んで行けることが私の今の夢です。

mihoko


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