魔の4カ月目。「俺があの隼に乗れてるじゃん」が危険、と言い聞かせる
初代隼を購入して3カ月が経った。
初の大型バイクが初代隼であるばかりか、これを買うまで大型免許すら持っていなかった。
しかも初代隼の前に乗っていたのは、中型バイクとはいえ軽量で非力のSR400だ。
だからバイク店の店長に「俺が隼なんて乗れますかね」と言ったくらいだ。
店長は、私くらいの体格があれば、まず問題ないだろうと答えた。
ただし、初の大型バイクで事故る人は多い、とも警告してくれた。
そして、ステップアップして大型バイクに乗って、3カ月くらいすぎたあたりが危険であると教えてくれた。
3カ月くらい経つと「案外乗れるじゃん」って思ってしまい、油断して事故るのだそうだ。
なるほど。
初の大型バイクはおっかなびっくり乗っているから事故らない。
スピードも出さないし、警戒も怠らない。
しかしわずか3カ月でテクニックが格段に向上するわけがなく、「案外乗れるじゃん」って思ってアクセルをひねった途端に事故るのだ。