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刺激を求めて真夜中の円山へ。
午前2時半ごろ出発。
かなり寒かったが、あとで7度と判明。
東京の真冬並みだが、Tシャツと長袖シャツの2枚だけでジャンパーは着ない。
ヘッドライトをつけて登り始めて、3分の2がすぎたあたりで消した。
岩がほのかに白くみえるので、土や草木の黒と区別がつくからなんとか歩ける。
もちろん明りがあったほうが歩きやすいのだが、みえない感じからみえる感じになるところを経験したいので、あえて暗いなかを歩く。
山頂手前のT字路で、いつもは右に曲がって下りに入るのだが、今日は左に曲がって本物の山頂に行った。
変わったことをしたから変わったことが起きないかな、と期待したが何も起きず。
岩の上に座って下界をみながら、朝焼けがうっすら出てきたところで下山開始。
3分の2ほど下りたところで登ってくる人がいた。
暗くてよくみえないが外人っぽい。
こちらから挨拶すると驚いたような顔をした、ような気がした。
こんな時間だから自分しかいないと思ったのだろう。
そうはいかないのだよ。
人と会ってしまったので、今日も円山貸し切りはならず。
登山口に到着するころには完全に朝。
出来立ての朝である。
鼻歌でも歌いたくなったが、まあよしておいた。

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