【短いビジネス論】80点ビジネスパーソンの落とし穴
60~80点くらいの中程度のビジネスパーソンは、40~50点くらいの低程度のビジネスパーソンに引っ張られる危険がある
中程度ビジネスパーソンと低程度ビジネスパーソンの意見が衝突したとき、大抵は中程度ビジネスパーソンの主張のほうが正しいのだが、低程度ビジネスパーソンは「中程度ごときにとやかくいわれたくない」という困った意地を発動させるので、中程度ビジネスパーソンは手を焼く。
手を焼く程度で済めばよいのだが、中程度ビジネスパーソンは、低程度ビジネスパーソンよりも強く「低程度ごとき、制圧しなけばならない」と思うので、喧嘩に発展してしまう。
一見するとその喧嘩は中程度ビジネスパーソンが勝ちそうだが、そうはいかない
なぜなら面白いことに、中程度ビジネスパーソンと低程度ビジネスパーソンの喧嘩は案外五分にもつれ込むからだ。
結果は五分だが双方が得る成果はまったく異なる。
中程度ビジネスパーソンは、勝てるはずの低程度ビジネスパーソンと五分になったので、実質的な負け。
そして低程度ビジネスパーソンは、「私は実は中程度だったんだ。低程度ではなく」という快感を得ることができるので、勝ちだ。
ここから得られる教訓は、下の者とは喧嘩しないこと
この教訓を守れば60~80点ビジネスパーソンは、次のステージに上がることができる。