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【定着のコツ】やる気を出してくれない時の考え方

「本に書いてある通りに、部下の性格に合わせてマネジメントのやり方を考えてる。なのに、全くやる気を出してくれない・・・・」

このような悩みがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?そのような時には、あなたの考え方を少し柔軟にする必要があるかもしれません。
やる気が出る要因があなたと部下で異なっていることが原因の可能性があります。

◆興味を持つものは人によって違う◆
「何に興味を持つか」「何に心を動かされるか」は人それぞれです。
自分の考えに固執していると、いつまでたっても、あなたと部下の間の考えにズレが生じたままになってしまうかもしれません。
先輩から教わった方法を下の世代に教えて、それが上手くいかなくても「今の世代には伝わらない」とあきらめてしまうのはよくありません。「人の心を動かす要因が人によって違うだけ」ということを認識する必要があります。

◆人の心を動かす要因は大量にある◆
漠然とどんな人でも同じような理由がやる気を出す理由になると考えていませんか?
「マレーの心理発生的要求リスト」という「人を動かす要因のリスト」があります。それによると、人の心を動かす要因を分類していくと28個に分けられるそうです。
すべてを把握しておく必要はありませんが「人のモチベーションの動機となる要因は数多い」ということを理解しておくことは重要です。
あなたにとって「これでやる気がでないのはおかしい」と思うことでも、他の人にとっては全く心に響かないこともあるのです。

◆あなたの考え方を変えてみよう◆
「頑張ってマネジメントしているのに、どうしても部下が動かない」そういう時は、一度、あなたの考え方を見直してみましょう。
部下のやる気を出すためにあなたが提供している要因がワンパターンになっている可能性があります。
あなたにとってやる気が出ることでも、部下にとっては違う場合もあります。
例えば「お金を稼ぎたい」というのが、仕事をする上で絶対的な理由の方もいると思います。しかし、「お金は別にいいから、楽しい気持ちで働きたい」といったことが仕事をする理由の人もいるのです。
なので、どうしてもうまくマネジメントできない時には、部下をじっくり観察し、「どのようなことで心を動かすのか」を見つけて、適したやり方を考えてあげるのが大切です。

社労士・行政書士はまぐち総合法務事務所

http://www.office-hamaguchi.com


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