独身FIREはインフレを生むのか?
地下室さんの記事を読んだ感想になります。
元ネタのみずほ総研のレポートです。
https://www.mizuho-rt.co.jp/publication/report/2024/pdf/insight-jp240829.pdf
地下室さんは以下の記事でみずほ総研よりも先に独身FIRE問題を提起していたので、先見の明を感じます。
地下室さんの記事もみずほ総研のレポートもとても興味深く面白いのでぜひ読んでみて下さい。
8割方伝えたいことは記事に書いたのでw
ここからはのんのんの感想タイムとなります。
論理も裏付けるデータもないのんのんの主観全開の感想になります(・∀・)
恐れ多くも地下室さんとみずほ総研の結論と違います((((;゚Д゚))))
のんのんの意見が正しいって主張したいワケではないので、エンタメとして一つの考え方として楽しんで下さい。
なぜそんな予防線を張るかと言うと、大学時代にディベートでコテンパンに論破されたトラウマを思い出したからですw
切れ味の鋭い論者にケンカを売るのはダメ絶対!!
のんのんも地下室さんの結論と同様に、労働人口の減少で将来的にインフレが起きると思います。
しかし、独身FIREがインフレの主犯か?と言われると影響は限定的なのではないかと考えています。
①FIREの継続率が低い
ニートを続けるには才能が必要(`・ω・´)
FIREとニートは違うじゃねぇかw
って思う諸兄はいると思いますが、働かない状態を維持することに関しては共通点があると思います。
FIREやセミリタイアのブログを読んでいて
ある者は毎月少しずつ減っていく資産減に耐えられず
そしてある者は無尽蔵な時間を持て余し
また、別な者は資産を増やす投資にのめり込み
再び労働市場に戻っていく方を目にします。
自分で自分を楽しませる能力がないと働かない生き方を継続できないと思います。
②FIREの達成率が低い
FIREに必要な金額問題になります。
FIREやセミリタイアのブログを読んでいて資産が数百万~億など振れ幅が大きいです。
一般的に書籍では5000万円が目安とされていますが、5chのスレだと6000万円じゃ不安だから億を目指す(`・ω・´)
などFIREを目指していてもFIREに踏み切れずに、資金を貯めるor作ることに熱心な方も多い印象です。
そして資産の大小バトルになっていく・・・
また、実際にFIREしても資格を活かしてバイトや治験・起業する方もいるので完全に労働から撤退する状態の方がレアケースに思えます。
③結論
よってみずほ総研の労働力率シミュレーションのように多大な影響を及ぼすほど実際にFIREをする人が出るとのんのんは思えません。
それよりも静かな退職による労働力低下の方が影響力が大きいと思います。
穿った見方をすると昨今話題の解雇規制の緩和は、静かな退職を目論む労働者への牽制ではないか?と考えてしまいます。
FIREをしたいけど今の仕事を辞めるのは躊躇する。
しかし、猛烈に働きたくない・・・
そんな最低限の業務のみしかやらない者を見せしめに何人か解雇すれば静かな退職で最低限の労働って言えない状況に持ち込みたいのではないかと思ってします。
また、対国ではインボイス導入にあたって免税の自営業者を悪者扱いしたように、FIREを悪者扱いして金融課税強化の方向に持っていくことも懸念しています。
投資によるキャピタルゲインとインカムゲインを増税し、仕事を辞める勇気のある者も躊躇させる・・・
そんな状況になりそうな予感を感じるのんのんでした(・∀・)