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ラットレースから抜け出す働き方を模索

長いことフリーランスで、比較的自由に働いてきた。
忙しすぎて心身ともに壊れかけたり、
徹夜なんてのもザラ。
だけど、自ら選択し好んで働いていたので、
世間でいうところの、いわゆる社畜とは違う。
そことは一線を画している、と思い込んでいた。

風の時代に入り、
これからは個人で仕事をする時代とも言われているし、
これまでも、そしてこれからも。
きっとわたしは大丈夫!
そう確信していた。

ところが、チャットGPTが登場してきたあたりから、
その信念が崩れていく。
AIというのはクリエイティブの部門にまでは
侵食してこないと勝手に思っていたから。

まだクオリティはさておき、心底驚いたのがそのスピード感。
たった数秒で何十本、何百本のコピーも書いちゃうわけで、
型が決まっている新聞記事などはすぐにのっとられるだろうし、
料理のレシピなどもほんの数秒で完成!
人間の機微などを細やかに取材して書く
ルポタージュまではAIにできないにしても、
今のほとんどの仕事が奪われる。
これって、やばいじゃん!

急に危機感を抱いたあたりから、
仕事について、働き方についてよく考えるようになった。
キャリアを重ね、スキルを身につけたところで、
ギャラが上乗せされるわけではない。
業界の話でいえば、雑誌のページ単価なんて、
2007年のリーマンショック以来、一度たりとも上がることなく、
むしろ徐々に下がり続けている。

そして、本質も本質、その核心に気づいてしまったのだ。
ギャラは所詮、自分の時間と労力を提供した対価でしかないことに!

これって、
クルクルと回し車の中で、一生懸命に走っているネズミじゃないか?
このまま死ぬまで走り続けるのか!?
そんなのイヤだーーー!!!

フリーランスと言っても、大きなくくりでは私も社畜同然。
この社会のラットレースから一刻も早く抜け出さなければ。
やっと本質に気づけた瞬間だった。

さて、現状は把握できた。
どうやって抜け出すのかが問題である。
来る日も来る日も考えた。一つ前の記事にも触れたが、
行政主催の起業ゼミなるものに参加したものの、
そこにいたのは夢と希望とやる気に溢れた人たちばかりで、
全く持って地に足がついてないし、講義も上積みをサラリと触れただけ。
当初からそんなものだろうと思っていたので、さほど驚かなかったが、
今抱えている問題解決の糸口は何も見つからないまま。
残酷にも時間だけが過ぎていった。

モヤモヤしていたある日のこと。
朝、布団から抜け出したタイミングで、ある言葉が降りてきたのだ。

「SNS収益化」

ん? SNSで収益化? そんなことできるわけがないじゃん。
SNSは投稿したり眺めたり、普通に利用してはいたものの、
機能などもぜんぜん詳しくなく、ましてや収益化だなんて。。。

だが、ちょっと気になって検索してみたものの、、、
ん〜よくわからない。もういいや。
その日はそのままほったらかしたまま、外出した。
そして、夜、You Tubeを見ようとPCを開いたところ、
広告動画が現れた。通常ならば、すぐにスキップするところだが、
その時はなんとなく気になって、結局最後まで見入ってしまった。

なるほど、コレだ!
さきほど検索していたので、おそらくアルゴリズムが拾ったのだろう。
それはSNS収益化につながるコンテンツビジネスの案内だった。
コンテンツビジネスをはじめ、どうやら今はSNSを使って、
オンラインで収益化ができるとか。それも自動で!

おやおや!
これはストックビジネスでもあり、うまくいけば大きな不労所得になる。
これならば、懸案のラットレースから抜け出せるかもしれない。
暗闇の中でもがいていたわたしに、一筋の明るい光が見えたような、
そんな気分になった。

コンテンツビジネスか。
コンテンツなら、これまで山のように作ってきたし、
企画やライティングだって、そもそもこれが本業なわけだから、
きっと簡単にこなせるに違いない。
よっしゃ1年。
いや半年、
いや3ヵ月で結果を出す。

意気揚々、余裕綽々だったわたしであったが、
その後、これまでの経験値が足かせとなり、
奈落の底にどーんと落とされることになる。

長くなるので、この話はまた次回に!

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#SNS収益化  #コンテンツビジネス

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