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『あの頃日本は強かった 日露戦争100年』


いつの世も、先を見通すことの出来る将と、精神論を振りかざして多大な犠牲を生む将がいるな。

思えば『踊る大捜査線』の名台詞「事件は会議室で起きてんじゃない、現場で起こってんだ!」はどの時代にも当てはまる。

児玉源太郎、大山巌、開戦前から終戦後の処理も考える者がいれば乃木希典の様な者もいるわけだ。

本書は随分と中国、ロシアのこき下ろし方が随分な印象が否めないが...

軍事郵便の章は中々に興味深いものがありました。
数千、数万の死傷者が出ながらも、この「手紙」ってのは機能してたんだな。

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