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忠君愛国以外に生き甲斐なし


人々よ。

経済小説の先駆者、城山三郎氏とその師である山田雄三氏の評伝。

城山氏の作品が醸し出す素地がこういうところに起因していたのかと分かる一冊でした。

忠君愛国以外に生き甲斐なしと信じ、海軍少年兵に志願入隊した著者は、敗戦によって価値観の根本的な考え直しを迫られ、東京商大に入学。
そこで、山田雄三教授と出会う。
出会いから40年、探究心で結ばれた師弟の歴史。

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