JALの経営破綻から再生まで
人々よ。
JALの経営破綻から再生までをかなり事実に基づいたフィクション。
稲盛和夫氏のアメーバ経営を皮切りに、会社更生法を申請し、バラバラだった社員が同じベクトルへ向かう中、東日本大地震が発生する。
2011年から9年。
風化させてはいけないな。
未だ、完全な復興には程遠い。
被災地に五輪施設などが建設されるが、金の使い方は果たして正しいのだろうか。
一冊の読物として感動ものではあるが、こうして一つの作品として東日本大地震を題材にしたものは後世にぜひ残したいものですね。