福岡アジア美術館に行ってきた
先日の福岡市美術館の帰り、アジア美術館にも行ってきた。(福岡は西鉄バスで美術館のはしごも余裕。最高。)
今回もコレクション展のみ鑑賞。
駱駝ラクダはキリスト教、イスラーム、双方において重要な意味をもつ動物。作品のラクダは毛を刈られ、そこには新約聖書の一節が刻まれている。一方で、ムスリムの祈りに似たポーズをとり、イスラームの聖地・メッカの方角を向いている。
この一頭のラクダには、異なる宗教の対立、経済的覇権を巡る争いへの批判が込められている。
鼻に通された針は家畜のラクダに刺