8月6日【死んだ女の子】
暑い日が続きますね。
危険な暑さで厳重警戒が出ている地域も多いです。
マスクをしているため思った以上に熱がこもりますので
水分と塩分補給、休息をとってお過ごしください。
さて本日8月6日です。
75年前の今日、朝8時15分。
広島に原爆が投下されました。
今朝、同時刻にネットでも黙とうがささげられていました。
しかし年々、ニュースが小さくなり
また当時を語る方たちが鬼籍に入られ
忘れられていっているような気がします。
多くの歴史の事件のように
歴史のひとつとして記号化されていくのかもしれません。
本記事のタイトル【死んだ女の子】
元々はトルコ人の詩人ナーズム・ヒクメットによる詩です。
それが各国で翻訳され、日本でも当時、飯塚広訳、中本信幸訳があり
反戦歌として歌われてきました。
現在は元ちとせさんが歌っておられるのが有名でしょう。
今年もこの時期限定で配信されています(通年はアルバムのみですが今だけシングルで配信されます。売上は寄付されるそうです)
https://erj.lnk.to/1w882v
私が初めてこの歌詞を知ったのは山岸凉子先生の【夏の寓話】という作品です。
ある青年が広島の親戚の家の留守番を頼まれます。
バイト代も貰えるからと嫌々ながら留守番をしていたある日。
公園で小さな女の子を見かけます。
独りで遊んでいる女の子に声をかけるのですが・・・
ネタバレのシーンで【死んだ女の子】の歌詞が掲載されています。
『とびらをたたくのはあたし
あなたの胸にひびくでしょう
小さな声が聞こえるでしょう
あたしの姿は見えないの
十年前の夏の朝
あたしはヒロシマで死んだ
そのまま六つの女の子
いつまでたっても六つなの』
とてつもない衝撃を受けました。
この記憶を風化させず
これからの未来に戦争などが起きないよう祈りたいものです。
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認定コーチ・カウンセラー・介護支援専門員
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