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【毎日マルセイユタロット】想像力を豊かにすることは自分を癒すこと

こんにちは。今日は「節制」でした。


節制ってあんまり日本語でも言わないですよね。どっちかと言うと「節度を保つ」とかって言う気がしますけど、まあそういうことですね。


この絵はワインを水で薄めているとも言われていて、そのまんま「禁酒」だったりもします(笑)


基本的には「何事もほどほどに、バランス良くね」っていうのが大筋のメッセージです。



確かに好きなことに熱中しすぎたり、やらないといけない仕事をやりすぎたり、ついつい「やりすぎる」事ってよくあります。


時にはやり過ぎるのも悪くはないですが、このカードが出る時は忠告みたいなもの。



「楽しいからってやり過ぎずに、飲みすぎて体を壊さないでね」っていうお母さん的な感じですね!




でも、飲んだらダメってことじゃないんです。



「飲んでも良いけど、ほどほどにね」っていう、好きなこと、楽しいことを、体を気遣いながら見守ってくれているみたいな、そんな優しいカードじゃないでしょうか?


今日も良い一日をお過ごしください!



【1月16日(木)】
 本当に偶然なんですけど、今日って禁酒の日らしいですね。全く知らなかったんですけど、禁酒の日に節制を引くとは、偶然って面白いですね(笑)



 さて、節制です。まあ正直、「程々に」っていうのは分かってはいるんですよね。でも、楽しくて仕方ないこととか、好きなことって、どんどんやりたくなっちゃうし、程々にするのがけっこう難しい。



 「程々に」とは言いますけど、これってどっちかと言うと、「やりすぎちゃう自分のことを気にかけてくれる人がいるってことを覚えておいてね」の方が、刺さるんじゃないかなあと思います。



 本当にお母さん的というか、「常にあなたを見守っている人(存在)がいるってことを覚えておいて。やり過ぎるのは仕方ないけど、身体を壊さないようにしてね。いつでもあなたを支えるからね」みたいな、そんな優しさを感じます。



 「程々にしなさい」って言われるだけだと、「分かってるよ」ってついつい言い返したくなりますが、その「程々にね」の後にある、そういう気持ちが見えたら、ちょっと心が温まるし、無理はしないようにしようって思いますよね。



 そんなこと言ってくれる人が周りにいないっていう人もいるかもしれません。周りにいなくても、それでもやっぱり、そのメッセージは受け取れるんです。どこかの誰か、あるいはそれこそ天(っていうとスピリチュアルですけど)は見ている。そう思ったら良いですね。



 何せこの節制の絵に描かれているのは天使です。おとぎ話的な考え方だしても、いつでも自分のことを見守ってくれる天使がいると思ってみたら、なんかちょっと嬉しくないですか?



 信じる信じないとかじゃなくて、それこそサンタクロースみたいな存在でいいんです。いると思ったら楽しいし、辛い時にそういう空想が助けてくれることはすごく多い。それこそ、ファンタジーってそういうものだし。



 そういう、おとぎ話的なイマジネーションができることって、実は心が豊かなんですよね。そういうことに目を向けて見ようとすること、イマジネーションを広げようとすること。それ自体が実は心を癒したり、時にはインスピレーションを得たりもします。



 スピリチュアルっぽい感じの話に見えるかもしれませんが、なんてことはなくて、ただちょっと想像力を膨らませると、自分を自分で癒すこともできるよねっていう話です。



 それをすごく上手にできて、みんなに上手く伝えられる人が、素敵なものがたりを書いたり、アートを作ったりするんじゃないかな。



 そんな気がします。

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HIKO
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