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事務所の名前について
今回は事務所の名前について
お話したいと思います。
行政書士事務所の開業にあたっては、
当然ながら事務所名を決める必要があります。
事務所名も行政書士の登録要件の一つですので、
命名にはいくつか決まりがあります。
・「行政書士」と入れること。
「事務所」は入れなくてもOK。
・「司法」や「法律」など、
他の法律で制限されているものや
他士業などと誤認されるものは入れないこと。
「法務」はOK。
・公序良俗に反するものや
他の会社で既に使用されているものは入れないこと。
・同じ都道府県内で被らない名称にすること。
但し、自分の名前+事務所名にする場合を除く。
事務所名の被りについては、
日行連のこちらのホームページで調べられるかと思います。
個人的には「行政書士」だけで
4文字も取られるのって、結構辛いなと思います。
色んな場面で事務所名を記載しますが、
行政書士事務所に略称はありません。
文字数が多いと文字が潰れたり
枠にきれいに収まらなかったりします。
特に事務所名に地名や専門分野を入れたい場合は、
簡潔に少ない文字数で表現するのは難しいでしょう。
ちなみに横文字だと、縦書きしたときに
美しくなくなる可能性があります。
例えば挨拶状のはがきや、熨斗紙の名入れなど。
自分の事務所のことは差し置いて言いますが
事務所名は簡潔で分かりやすく、
発音しやすい名称がおすすめです。
一概には言えませんが、
横文字は覚えにくい可能性が高くなります。
そして、電話で毎回名乗ることになりますので
発音しづらい名前は
自分の首も絞める可能性があるので気をつけましょう。
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