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天然成分のチベット香を楽しむ&「土」元素レシピ。

こんにちは。2004年から天然石や自然派雑貨のショップをしていますが、昨年秋〜この夏は、いままで何度もあったショップの作り替えの時期でした。2009年からの前ショップを閉店した際に、インド香の在庫がたくさん残っていたので、しばらくインド香で過ごすか..と、日常の必須アイテムであるインセンスを、華やかな香りのインドのお香にしていたのですが…

やはり、自然派、天然成分のナチュラルな香りと、お寺に居る(私たち日本人がお寺としてイメージする)ような落ち着いた深みのある香りのチベット香が恋しくなって… ついに我慢できず、取引先から仕入れようかということになり、雑貨の取り扱いはまだ迷っていた、出来たばかりのショップ「世界樹」でも、お客様も同じであろう(旧ショップでもチベット香がやはり人気でした)ということで、扱うことを決めました。

現在の「世界樹」では、宅急便コンパクトに入るサイズの商品、というのをひとつの目安にしていこうと考えていて(送料の高騰もありますからネ、それを抑えるために)。チベット香はぜんぜん入るので、石やアクセサリとともに購入いただくのにも差し支えなかろうと。

天然の樹脂そのまま…チャコールに載せて燃やします

インド香はインド香の良さがあるのですが、自然派のお客様が多いのでやはりチベット香が皆さんに好評でした。そして更にツワモノ系?のお客様だと、天然樹脂を好まれます。中には、それを材料として手作りされる方も。

業者さんからの仕入れの際に見つけて、今回新たに仕入れてみたのが、こちらの天然の木のままのカンファー(くすのき)。


インド産カンファー

旧ショップでも、日本製のカンファー精油や、綺麗に加工したカンファーのウッドブロック(防虫用)を販売していましたが、、さすが、インド直輸入ということで、そのまま。思っていた以上にワイルドでした。香りはしっかりとカンファー。虫除けには良さそうですし、流行りのパロサントと同じで直接、火を付けて燃やしたり、削ってチャコールに乗せて燃やすなど。

インセンスは、エナジーヒーラーの立場からするとやはり場の清めには非常に効果があると思います。火のエレメンツ(煙)と、植物の持っている精霊的な力が溶け合い、神聖な場を作り出します。瞑想やヨガをされる方、一日の中で自分に向き合う、豊かな時間をつくりたいという方はぜひ、お掃除をした空間で、キャンドルやインセンスを灯すことを習慣にすると、それだけでも波動が上がっていきます。

アーユルヴェーディックな観点から、こちらの書籍のレシピをご紹介します。

『癒しのお香』高貴な樹脂・ハーブ・スパイスを楽しむインセンスガイド ナチュラルスピリット

まだ少し気が早いですが、秋…と冬に向かっていく季節は、アーユルヴェーダで言うと「ヴァータ」、風の力が強くなっていきます。冷える、乾く、という物理的なエネルギーの特徴だけではなく、精神面では、不安や心配性などはヴァータの現れと言われます。日頃からそういう気分が浮上したら「グラウンディング」を意識して、足やルートチャクラのパワーをアップすると落ち着いて来ます。

インセンスは、アロマテラピーと同じくやはり元素で、おすすめの調合というものがあります。「4元素のレシピ」の「土」として掲載されているレシピをお借りしますと、

  • ミルラ(小さじ1/2)

  • フェンネル(小さじ1/4)

  • スターアニス(小さじ1/2)

  • 場合によりシャムベンゾイン

これらをすり鉢ですりつぶして、混ぜるだけ!
手作りのインセンスには、何らかの樹脂香を入れると(このレシピではミルラ=没薬)、それでくっついて燃やせる状態になるようです。。著者が海外の方なので、「森で拾って来た樹脂も良い」なんて書いてあります。

フェンネルやアニス、は、ハーブとして売っていますし、私はそうそう、お茶として飲んだ後の、紅茶や、ハーブティが、とても勿体無いなと思って、乾かしておいて、アロマ用のウオーマーで温めて薫香にしたり。アロマオイルを混ぜても良さそう。

こういったことを実践するとなると、必要なのが、魔女っぽいすり鉢セットですね。著者も書いていましたが、すりすりしていると何とも言えない香りがして、幸せを感じるとのこと。よく分かります。。

手作りのハードルが高そうな場合は、チベット香やナチュラルなインセンス、お試しください。

ショップ『世界樹』もぜひ覗いてください