[低コスト]今すぐ使用してみたいタイムスタンプサービス
電子帳簿保存法の対応
2024年1月から完全に対応しなければならない電子帳簿保存法に関して、社内でも少しずつ対応を迫られるよるようになりました。
中小企業である当社ではできるだけシステム導入にはお金をかけないという風習があり、新しいシステムを導入するのは難しい状況です。
9月に入り会社から、電子帳簿保存法に関しては経理部で対応方法をまとめて報告するように指示が入りました。
もちろん、できるだけコストを抑えて対応するように釘を刺されました。
電子帳簿保存法に対応するには、変更履歴が残るクラウドを導入する方法、もしくはタイムスタンプを書類やファイルに付与する方法があります。当社ではクラウド導入は他部署との兼ね合いや予算的にも困難であり、選択肢の中には入ってきませんでした。
低コストのタイムスタンプサービス
そこで当社ではタイムスタンプサービスのみを導入する方針で進めることにしました。
私が気になっている低コストのタイムスタンプサービスを2つまとめていきたいと思います。
低コストタイムスタンプ①:スティー(stii)タイムスタンプサービス
まず気になったのがスティータイムスタンプサービスというサービスです。
初期費用0円、またプランも月540円から使用できるかなりの低価格です。
当社のような中小企業の規模感の場合、月2,000円ほどで使用できるそうなのでかなり格安だと思います。
このサービスはメールを使用してタイムスタンプを付与する仕組みで、今まで考えたことが無い方法でタイムスタンプを付与することができるためかなり画期的なサービスです。
他部署から請求書を送ってもらう際の業務プロセスにこのサービスを組み込むことができたら、かなり便利なのではないかと思いました。
タイムスタンプ単価:6.8円(エンタープライズプランの場合)
サービスページ:https://stii.com/
低コストタイムスタンプ②:みんなのタイムスタンプ
こちらも初期費用や固定費なしでタイムスタンプを利用できるサービスです。
みんなのタイムスタンプは専用ページに書類をアップロードしてタイムスタンプを付与する仕様になっています。
文書の保管料金を払えば文書をシステム上に保管しておくこともできるのが利点だと思われます。
タイムスタンプ単価:22円(1文書あたり)
サービスページ:https://ts.vector.co.jp/
まとめ
当社としてはまず、スティータイムスタンプの無料トライアルを試してみることにしました。
無料でサービスを使用できるのは、当社のようなあまりコストをかけたくない会社にとってはかなりありがたいポイントになります。
また弊社の場合は自社サーバーに書類を格納しておくため、現段階ではシステム上での文書保管よりも格安でタイムスタンプのみを使用することに重点を置いて選択しました。
次回は実際にスティータイムスタンプを使用してみた感想に関して、まとめていきたいと思います。