パーマカルチャー学んでみたよ。
コロナ禍でパーマカルチャーという言葉に出会いました。
メルマガがきっかけで、毎日送られてくるメールから勉強を始めて、
早一年になろうとしています。
ここまでの学びのシェアと記録でここに残しておきます。
まずパーマカルチャーってなんぞや?
永続性(パーマネント)
農業(アグリカルチャー)
文化(カルチャー)
を組み合わせた造語のことです。
まだ意味が分からないと思いますが、
簡単にすると、人と自然が共存する社会をつくるためのデザイン手法のことです。
デザインといっても、カタチや色を生み出すわけではなくて、農業に限らず、人と自然とが共生する社会システムをデザインすること。
すなわち、持続可能な暮らし方、生き方、がパーマカルチャーということです。
もう少し詳しく説明しますと。
ちゃんとルールがあって、「3つ倫理」と「12の原則」というものがあります。
3つの倫理
1. 地球への配慮(Care of the earth)
2 . 人々への配慮(Care of the people)
3 . 余剰物の共有(Fare share)
なるほど、なんとなく意味は分かる。本質な気がする。
12の原則
1. 観察と相互作用
2. エネルギーの獲得と貯蓄
3. 収穫
4. 自律とフィードバックの活用
5. 再生可能な資源やサービスの活用と尊重
6. ごみと無駄を出さない
7. 全体からディテールのデザイン
8. 分離より統合
9. ゆっくり小さな解決を目指す
10. 多様性の活用と尊重
11. 接点の活用と辺境の尊重
12. 変化に対して創造的な活用と対応
うん、うん、かなり難しくなってきた。
12の原則というのはパーマカルチャーのデザインルールみたいなもので、
多分ここの解釈は人によって違う。(本来は英語)
本家は1970年代、オーストラリアで生まれた考え方のようで、各地で普及の仕方が違うみたい。
以下は僕なりの解釈と今すぐできる行動の具体例を挙げてまとめてます。
1. 地球への配慮(Care of the earth)
僕たちが生まれた地球は僕たちが生まれる何億年も前からありました。地球に生かされいていることを知り、地球環境に配慮した営みを行うということでしょうか。人間は豊かになろうとしてどこか地球を押さえつけて発展してきたような気がします。生命体として原点を見つめなおすことなのかもしれません。
今すぐできる行動の具体例
・買い物はマイバックの利用
・使わない部屋の電気はこまめに消す
・ゴミが落ちていたら拾ってゴミ箱に捨てる
2 . 人々への配慮(Care of the people)
まずは自分を大切にする。そして他人への思いやりの気持ちをわすれないということ。
大事なことは”自分も””他人も”大事にすることだと思います。
地球環境にだけ配慮して生きるのではなく、ちゃんと自分たちの暮らしにも配慮して生きること。
今すぐできる行動の具体例
・自分に優しくなる
・挨拶、人付き合いを大切にする
・人の話をちゃんと聴く
3 . 余剰物の共有(Fare share)
公平な分かち合いのことです。豊かさを分かち合うこと、大事なことは無理をせず、「この席空いてますよどうぞ」くらいの気持ちで。
分かち合いはお金やモノだけじゃなく、知識とか知恵、時間でもいいです。
今すぐできる行動の具体例
・お金やモノだけでなく、分け与えることのできる自分の豊かさに気づく
・奪うではなく、与える共有する
・自分の才能、価値を社会に貢献するために使う
当たり前と言われたら当たり前のことなんでしょうけれど、
大人になるにつれてできなくなってくるものですね。
12の原則の解釈は長くなるので今度にします。
パーマカルチャーって農業の話かと思っていたけど、
そうではなくて、地球にも人にも無理しないさせない、それこそ持続可能な流れを表しているように思いました。
豊かさにちゃんと気づいてあげて、循環させていく、正しく知れば循環の流れは自然と正しい方向へ向かうようになります。