自分の日常生活はどのくらいCO2を排出しているのか。計算しましょう!
地球温暖化の原因の一つとしてCO2の排出量は、全体の約15%が家庭からの排出分です。 1世帯あたりの二酸化炭素排出量は約3,971kg-CO2/世帯で、内訳は照明・家電製品などからが約30%、自動車からが約26%、暖房からが約16%、給湯からが約14%となっています。
出典)温室効果ガスインベントリオフィス
2050年カーボンニュートラルに向けて、まずは現状を把握する
2015年のパリ協定採択以降、「2050年の温室効果ガス実質ゼロ」を目標に、各国は各々削減目標を表明しています。日本も、2030年の温室効果ガス46%削減、さらに50%の高みを目指すと宣言しています。しかし、その道のりは大変険しいものです。地球温暖化は、人間が日々の営みを続ける限り、避けられない現実となっています。私たちひとりひとりが、他人事ではなく、自らの問題として認識することが重要です。日常生活では交通手段から食生活に至るまで、人々が日々行う選択によって発生する炭素排出量は、地球規模の影響をもたらしています。皆さんは、一度自らのCO2排出量を試算してみてはいかがだろうか。https://offemission.net
CO2排出削減の取組
私たちの生活を見直し、二酸化炭素の排出を減らすためにはどうすればいいのでしょうか。まず、下記に挙げた取り組みのうち、できるものから始めてみましょう。
1. 冷房の温度を1℃高く、暖房の温度を1℃低く設定する →年間約31kgのCO2の削減
2. 週2日往復8kmの車の運転をやめる →年間約185kgのCO2の削減
3. 待機電力を90%削減する →年間約87kgのCO2の削減
4. シャワーを1日1分家族全員が減らす →年間約65kgのCO2の削減
5. ジャーの保温を止める →年間約31kgのCO2の削減
6. 暖房と照明の利用を2割減らす→年間約240kgのCO2の削減
7. 1日1時間テレビ利用を減らす→年間約13kgのCO2の削減
どうしても避けることができないCO2排出をオフセットしよう
昨今欧米ではカーボンオフセットへの取り組みが拡大傾向にあります。日常生活での温室効果ガス排出量を把握し、自助努力では削減が難しい場合にはクレジットの購入により、代わりに他の場所での削減および吸収活動を実施してもらいます。https://www.offemission.com/offset-projects
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