離島で暮らした4ヶ月
こんにちは。
薬剤師×メディカルライターはるかと、クリエイター×島カフェ店長まきこ。道を外れた薬剤師が送り合う、はるまき交換日記。
今日はまきこがお届けします。
はるか日記を読んで
はるかちゃん、久しぶり!
2021年から始めたっていう日記のお話、おもしろかった〜!
その日に起こった「プラス」と「マイナス」を、2冊のノートに分けて書いてるって話。
“自分の日記にマイナス感情が多いからそうしよう”
って発想もすばらしいけど、何よりおもしろかったのは
始めの頃はマイナスノートが先に埋まっていったんだけど、今はプラスノートがどんどん埋まって、マイナスノートには「う~ん…書くことないなぁ…」ってなってる。
ってところ!
物事ってプラスとマイナスが表裏一体だから、プラスな出来事が増えたというより、前回の日記に書いてあった通り、はるかちゃん自身の視点が変わったんだろうね。
考えてみたらわたしも、10年ほど続けてる紙の日記には、プラスを書くことが多いかも。
「運がいいなぁ」「人に恵まれてるなぁ」
生きていてそう感じることが多いのだけど、もしかしたら日記のおかげで、プラスを見る力が養われていたのかな?
なかなか前向きになれないって人がいたら、プラス日記のこと、伝えてあげたいね。
物々交換な島での毎日
わたしの近況としてはね、まず、離島暮らしを始めてから4ヶ月が経ちました。
前回の日記↓
少しずつ、島内にもお友達や、可愛がってくれる人生の先輩たちが増えてきたよ。
仲良くなった島民さんからは、
「何もないところで飽きない?」
「収入はあるの?」
なんて突っ込んだ心配をされることも。笑
少なくともこの4ヶ月間は、ほぼ毎日ってくらい発見と学びがあったから、まだまだ飽きる気配はなさそう。
春は、旬の山菜を摘んだり海で貝を拾ったり、お花や新緑を撮りに、カメラを持って島を巡ったりしてたよ。
収入はね……、まぁ、そんなにないけども。笑
でも、支出もほとんどないから、ある意味バランスは取れている\( ˆoˆ )/
島暮らしを始めてからね、物々交換の機会が増えていて。
食材とか、スーパーで買うと割高なこともあるのだけど、旬の野菜やお魚は、いただく機会も多いんだよね。
いただいた食材はお料理で返してるから、ほんと文字通りの物々交換。笑
奈留島の人たち、魚釣りはもちろんだけど、ナチュラルにお庭で畑をされてる方も多くて。
「買うより作った方が早いよね」
っていう、不便さの中にありながらの島の人たちの生きる逞しさには、ほんとうに頭が上がらないよ。
そういう方たちとの繋がりのおかげで、収入も支出も会社員時代の2分の1な暮らしに、大きな豊かさを感じる毎日です。
才能は、他人が見つけてくれるもの
イラストに写真……
薬剤師の枠をはみ出してから、いろいろな形で、ちらほらとお仕事をもらう機会が増えているよ。
昨年末からはお料理で、カフェ店長を任されるようにもなったし、少し前には初めて、1週間の住み込み家政婦さんも経験した。
働き方や暮らし方が大きく変化するときって、みなさん主体的に計画を立てて実行することが多いのかなって思うけど、わたしの場合、絵も写真もお料理も、きっかけをくれるのはいつも周りの人たちなんだ。
誤解を恐れずに言えば、その3つとも、そもそもは自信があったわけじゃないんだよね。
だけど、そのバラバラな3つに、実は共通点もあって
ひとつは、誰に見せるわけでもなく、継続していたということ。
もうひとつは、自信はないけど、人からはときどき褒められていたってこと。
自分のことって他人の方が見えているから、褒めてもらったときは、その場ですんなり受け入れられなくても、書いて残すようにしてるんだよね。
その言葉たちが、少しずつ時間をかけて自分の中に降りてきて、先々で誰かの役に立てたりもする。
絵も写真も、お料理もそうだったよ。
最近だとね、考え方とか、言葉とか話し方を褒めてもらうことが、たまーにあるんだ。
全然、自分の中には降りてきてないけど。笑
自信ないどころか、むしろ苦手意識があることだから、違和感しかない。だけどやっぱり、書いて残してみています。
いつかまた、どこかの未来に繋がってくるのかな?
人生って、予想がつかなくておもしろいね。
はるかちゃんの次の日記も楽しみにしてるね。