2020.10.29雑記_隔絶
Vの配信を聞きながらぼんやり楽しくない考え事をしていて気を紛らわせるためにサブ機でソシャゲのガチャを脳死で引いていたらクッソ引きが渋くて笑ってしまったんだけど何処か違和感を拭え切れずそれでも思考は無化し言葉は頼りなく誰かの声を聞き流しながら60連目くらいでようやくメイン機でやっていたことに気が付いて真顔になった。
Hand in Hand/リゼ・ヘルエスタ【Cover】
サブスク時代になってCDを買うこともめっきり無くなって…と言いたいところだが結局オタクは特典のために積んだりクラファンの返礼品で送られてきたりと実物のCDを手にする機会が無くなるって訳でもないんだよな。ただ、好きなタイミングでコンテンツを受け取れるインターネットの手軽さとは違って指定したタイミングで荷物を受け取るというリアルの営みの難易度の高さを感じる機会はより増えた。それはともかく皇女がアイドルでよかった。本人がどう思ってるかは分からないがどうしようもなくそういう事に既になっているので。
地上→地下→コンカフェみたいな流れは確かにあって地上からコンカフェに行き着くまでの人の心情の変化について想像出来なくもないのだけど、地上コンテンツとコンカフェみたいな私人性の高いコンテンツとでは本質的な隔絶を感じてしまう。地上・地下・コンカフェ各カテゴリの親和性は高く棲み分けされつつ界隈を跨いで楽しくやってる人も沢山いるとは思うが、コンカフェに行き着く人はそもそもの目的が悪口でもなんでもなく個人や私人性に重きを置いた所にあったのだと思うし、そういう部分こそ純粋なエンタメと背反しやすい。そしてそれはオタク側だけでなく演者側にも当て嵌まることで、地上向けにやっていきたいと思っていた子の本当の適性が地下やその下のカテゴリに…みたいな事はあると思うし、私人の本当の幸せや目的とエンタメというのはつくづく相性が悪いな、と。