
雑記7 〜山を下るのが怖い!恐怖を克服するために。私の挑戦〜
私の趣味はバードウォッチング
それで山にも行くようになって
今は半分山へ行くことが目的になっていたりもする
踊る猫の記事をいくつか読んでくださった方々はご存知のように、私はひ弱だ
夫と出かけた際など、体力ある彼はドンドン上へ奥へと向かおうとする
私は心拍が上がり過ぎて息が続かず、坂の途中で立ち止まりかなりの時間をかけて息を整える
夫の、なんでやねん、このくらい
という見下げた目、せせら笑う口元
悔しい
だけどずっと若い頃からこんなんだから仕方ない。好きでゼーゼー言ってるんじゃないんだよ
大丈夫か?少し休もうか?
となぜ言えないんだ、この人は!
ま、上へ奥へは少し怖いので夫と行く方が安心はできるけど、基本私はソロハイク
天気が良い日はカメラを下げて上がっていく
のだけど、最近同じような鳥しか見つけられなくてつまらなくなってきている
先日夫は一人で出かけて私が撮影したことのない鳥を見つけて喜んで帰ってきた

良い声で鳴くよ
私も!私も会いたい!
新しい出会いが欲しい!
そのためには場所を変えねば
もっと上へ奥へ
ゼーゼー、ヒーヒー
モタモタとブサイクに登る
すれ違う私よりずっと年上の先輩方
恐れもなくシッカリ踏みしめながら楽しそうに登っていかれる
ビビる私
だが登りはまだ良いのだ
たまに道が細くなって、横が崖とかだと
ひぇ~てなるけど。高所恐怖症だし
でもまだ登れるのよね
もっと上へ奥へ行きたいのだけどここで大問題
登ったら帰ってこないといけないわけで
きつい上り坂を登ったら、きつい下り坂を下りないといけない
それが怖くてたまらないのだ
物凄く怖くて
トレッキング用の靴も履いている
前を行く誰も滑ってなどいない
けど私は滑るかもしれない
ここから転げ落ちたらどうなるだろう?
その場所は皆が平気で通っている所で、以前保育園児の集団とすれ違ったこともある
つまり危なくない所のはず
新しい鳥に会いたい気持ちは強い
私はまず、その場所を克服しなければならない
それができて、もっと上へ奥へ上がり下りることができるようになるはずだ
私は恐怖に勝ちたい!
私の挑戦が始まった

気張って〜踊る猫さん
頻繁に山へ向かう
滑りやすそうに見えて仕方ないところをなんとか登る
少し奥まで鳥を探しに行く
でも片道30分が今の私の自分で設けた制限だ。往復一時間は今の私の限界だ
戻る
坂を下る
ヒヤッ!
怖い
太ももよ、頑張ってくれ!
ガクン!ズリっ
ひぇ~〜!
冷や汗
そしてやってきた克服すべき場所
今日こそは、と思うがそこへ来ると弱気になる。ものすごく慎重に一歩出す
怖い!
やっぱり怖い!
実は今朝も行ってきて怖かった
もう何十回も挑戦してるけど恐怖を克服できない
今年はまだ始まったばかりだけど、今年一年くらい掛けたら怖くなくなるかもしれないと思っている
私のビビリは相当だから気長にチャレンジしようと思う
これが克服できたら、そして体力もついたら来年はもっと上へ奥へ行けるだろう、きっと
細やかな挑戦
でも私にはビッグなチャレンジ
そのために腿も鍛えないといけないと思って片足スクワットもゆる~く始めてみた
こうして足腰を鍛えて、体も丈夫にして、山へ登れて下りられて鳥も観察できたら
私、向かうところ敵なし
スーパーばあちゃんになれるかも
しかしねぇ、体は鍛えられるけど、恐怖に打ち勝つ自分を確立するのは難しい
私は、慣れるしかない、怖いけど出来るだけ通ってそこを下る練習をする
それが地道だけど確実に結果を出せるだろう、という結論に達して今日もトライしてきたわけだ
隣にある階段で降りたらええやん
と夫に言われ、一度そうしたけど気が晴れない
そこはそれでいいけど、これから向かう未知の場所で凄い下り坂があったら下りられるか?
これは私の恐怖心の問題なのだ
何度も試して出来る、大丈夫だと思える
いつかただの下り道になる日が来る
そしたらもっと高所にいるまだ見ぬ野鳥に会いに行ける、撮影できる
それは私の世界が広がるということだ
目にすることだけじゃない
私は恐怖心を克服したという自分の中の新しい世界で生きられるのだ
完璧に克服できなくてもいいよね
私の用心深さは相当だから直らないだろう
それが悪いわけでもないから慎重でありつつ、前へ足を出す勇気をゲットしたい

完璧なんてないない
皆さんは克服したい事ありますか?
踊る猫は週に2回位このチャレンジをするつもりです
上手くできた時にはまた皆さんにお話ししたいと思います
応援してね!

もうすぐ節分
早いですね
まだまだ寒いです
お体に気を付けてお過ごしくださいね
ではまた来月、梅の頃に