【ERP事例紹介】Odoo導入でコスト削減＆グローバル経理を実現
こんにちは！Odoo(オドゥー)ジャパンの公式Noteへようこそ。今回は、ミドクラジャパン様の事例をご紹介します。
Odooは「費用対効果の高いERP」
ミドクラジャパンは、2010年に日本で創業したグローバルなベンチャー企業です。現在はエッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS」の開発を担っています。東京、バルセロナ、ローザンヌに拠点があり、社員は世界中で活躍しています。
ミドクラジャパンは以前、複雑で高額なERPを使用していました。このERPシステムは年々運用コストが増加していた上、会計業務やHR業務を複数のシステムで処理していたため、データ移行や情報共有に多くの時間と手間がかかり、コストも高止まりしていました。
そこで、Vice Presidentの藤岡さんは、新しいERPの導入推進担当者として、以下の条件でシステムの選定にあたりました。
・クラウドベースであること
・マルチカレンシー対応
・コストパフォーマンスが良いこと
・使いやすいこと
・優れたサポート体制があること
Odooは、これらすべての条件を満たすERPとして選定されました。5ヶ月間のカスタマイズを経て導入されました。
グローバルな会計オペレーションを支える
「複数会社」と「多通貨」設定
ミドクラジャパンでは、東京、バルセロナ、ローザンヌの3拠点で会計業務を行い、月次決算や税務申告が必要です。
海外拠点には専任の経理担当者がいないため、藤岡さんが直接、海外の会計事務所を管理しています。税法や規制が異なるため、国ごとの会計情報を一目で確認できるシステムが求められました。これを解決したのが、Odooの「複数会社」設定です。
Odooの「複数会社」機能は、1つのデータベースで複数の会社を管理でき、企業間でデータを共有しながら、各拠点の運営を効率よく行えます。
さらに、東京、バルセロナ、ローザンヌの3拠点では、異なる通貨での取引が行われています。Odooの「多通貨」機能を活用することで、通貨の違いにも対応し、取引管理がスムーズに進むようになりました。
グローバルビジネスに対応する
Odooの経理システム
グローバルにビジネスを展開する企業にとって、経理システムは全拠点で統一して使え、迅速なサポートを受けられることが重要です。
ミドクラジャパンでは、Odooを導入することで、同一システム内で統一されたオペレーションが可能となり、同じ勘定科目を使うことで、全世界の会計情報をリアルタイムで把握できるようになりました。また、連結会計の仕組みを簡単に構築でき、連結財務諸表の作成もスムーズに行えるようになりました。
月次決算の際には、スペインの会計法人とオンラインで打ち合わせを行い、Odooでリアルタイムにデータを確認、必要に応じてその場で修正を行い、即座に結果を確認しています。
さらに、Odooのユーザーは世界中に広がっており、どの地域からでもサポートを受けやすい環境が整っています。ミドクラジャパンでは、Odooに切り替えたことで、ヨーロッパの拠点でも十分なサポートが受けられるようになったと言います。
Odooはコストを削減、
グローバル企業の競争力を強化
グローバルに事業を展開している企業やこれから展開を予定している企業にとって、海外拠点を効率的に管理できる経理オペレーションの確立は非常に重要です。
ミドクラジャパンの事例では、Odooの導入により、ERPの運用コストを削減しながら、グローバルな会計業務の効率化を実現しました。
藤岡さんは、「Odooは、ミドクラジャパンのようなグローバルなベンチャー企業にとって、費用対効果が高く、グローバルな経理オペレーションが可能なシステムだと思っています」と述べています。
(Odooマーケター)
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★今回の記事はOdoo本社ブログを参照しています。
https://www.odoo.com/ja_JP/blog/customer-reviews-6/midokura-japan-1539