ERP導入の全体像をわかりやすく解説します
こんにちは！ Odoo(オドゥー)です。Odooの自己紹介はこちらをご覧ください。
業務効率化やDX（デジタルトランスフォーメーション）に興味がある皆さん、「ERP」という言葉を聞いたことはありますか？
今日は、ERPとは何か、そして導入の流れやメリットについて簡単に解説します。
ERPって何？
ERP（エンタープライズ・リソース・プランニング）は、企業の財務、人事、販売、製造、マーケティングなど、さまざまな業務を一つのシステムで一元管理するツールです。
リアルタイムでデータを共有できるので、業務の効率化やリソースの最適活用を進めることができます。
例えば、ERPを使えばこんなことが可能になります。
財務データや在庫情報をチーム全体で即座に把握
顧客情報を営業チームと共有し、対応の質を向上
経営者はリアルタイムのデータを元に意思決定ができる
どの企業にとっても「最高の唯一のベストERP」というものは存在しないため、それぞれの業務に合った最適なERPを選ぶ必要があります。
1. ERP導入の5つのステージ
ERP導入には5つのステップがあります。
ROI分析（全体期間の10%）：費用対効果を計算し、計画や予算を明確化します。
プロジェクト開始（全体期間の5%）：プロジェクトチームを編成し、新システムの準備を整えます。
実装（全体期間の80%）：システム設定、データ移行、テスト、トレーニングを実施します。
本番運用（全体期間の5%）：運用開始後のトレーニングや調整を行います。
第2デプロイメント：必要に応じて、未対応の機能を追加導入します。
2.ホスティングの選び方
ホスティングとは、ERPをどこで運用・管理するかを指します。ERPを「どこで使うか」も重要です。主な選択肢は以下の3つです。
クラウド型：低コストでスタート可能。中小企業におすすめ。
オンプレミス型：自社管理が必要ですが、セキュリティやカスタマイズ性が高い。
ハイブリッド型：両方のメリットを活かした柔軟な選択肢。
自社の規模や業務内容に合ったタイプを選ぶことがポイントです。
3. ERPを導入するメリット
ERPには次のメリットがあります。
データの一元化：情報をリアルタイムで共有、無駄なコミュニケーションを削減します。
生産性の向上：プロセスの自動化で、業務に集中できる時間が増加します。
フレキシブルな働き方：リモートワークやハイブリッドワークへの移行を支援します。
コスト削減：業務の効率化により、無駄な支出を削減します。
フレキシブルな働き方、 予算の最適化
OdooのERPを導入した企業の中には、プロセスの効率化で80%以上の改善を実現した事例もあります。
4. ERP選びのコツ
ERPにはさまざまな種類があります。どの企業にもマッチする、「これさえあれば完璧」というERPは存在しません。ですので、その企業に合ったERPを選ぶことが大切です。
選び方として重要なポイントは次のような点です。
自社の業種や規模に合っているか
必要なカスタマイズが可能か
将来的な成長に対応できるか
Odooは、一律料金で80以上のアプリが使い放題であるため、
企業規模や成長に合わせて、柔軟に対応できます。
5. ERPで実現できること
ERPを導入することで、企業は新たなスタートを切ることができます。
業務の多くが自動化・効率化され、プロジェクトの進み具合が早くなり、リード数の増加も実感できるでしょう。また、経営層はリアルタイムで得られるデータやレポートを活用し、より早く的確な判断ができるようになります。
おわりに
今日は、ERPとは何か、ERP導入の流れ、メリットなどを解説しました。
ERPは単なるツールではなく、企業の成長を支えるパートナーです。自社に合ったあったERPはどれか、よく検討することが大事です。
また、Odooは高コスパの次世代ERPとして、日本でも、日本国内・海外で事業展開する企業様に使っていただいています。
クレジットカードなどの支払い情報なしで使える、15日間の無料トライアルもありますので、よろしければぜひ試してみてください。
★本日の記事は、Odooベルギー本社の記事を参照しています。
5 Things To Know Before Committing To An ERP
https://www.odoo.com/blog/business-hacks-1/5-things-to-know-before-committing-to-an-erp-1256