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「執着しないことは感謝につながる」

「執着しないことは感謝につながる」
本を読んでいて、自分とつながった言葉。

忘れないうちに残そうとノートに書き込んでいたら
驚いたんだ。

『執着』って漢字。
『執』は「幸せ」に「丸」でできている。

『着ける』は
新たに要素を加えるという意味。

「幸せですか?」という試験に丸つけていくのを
妄想してテンションがあがっていた。
漢字って深いなーって。

そして、気になって言葉の意味を調べた。
『執着』の意味は
「こだわる、意地を張る、とらわれる」

えっ、どいうこと?って混乱した。

「幸せ」に丸をつけることで、
幸せが増していくイメージをしていたから。

だから、もう一度、妄想してみた。

「幸せに丸を着ける」ことに「こだわる」
なんか、あっているような気がするけど、
ちょっと、違うよな…。

その違和感の根源を思考してたら気づいたんだ。
「幸せ」って丸をつけるものではないって。

「幸せ」って、すでに○だ。
「幸せだー」って言いながら
×をつける人はいない。
「幸せ」に正解、不正解はないんだ。

もし、幸せに○×をつけているのなら
それは他人との比較でつけているのかもしれない。
○をつけることで得られる「幸せ」に似た高揚感は
外から付け加えられたものだから、
長くは続かないんだ。

私は丸がたくさん着いていくことが、
「幸せ」だという観念にとらわれていたのかもしれない。

「幸せは元々そこにあるもの」

幸せって、自分の中にあるものなんだ。
正解がなくても幸せなんだよなって。


『執着しない』って
幸せになるための丸つけをしなくなった時、
とらわれたり、意地を張るのをやめた時に、
ここにある「幸せ」に気づくこと。



執着をやめた後に残るもの。
それが「感謝」なんだ。

【追記】

ちなみに、もし、○をつけるとしたら、
「自分のおこないに」だなと思った。
その○は自分へのご褒美になる。
それが自信をはぐくんでいく。

大人になって、はなまるをもらった話につながるので
ぜひ、こちらも読んでみてください。↓

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