体感するということ
私たちは生きることを体感している
体感するから生きているを感じる
相手がいて知るワタシ
触れて見えた形や感触
嗅いで気づく嫌悪感
暗闇で聞こえる希望
なぜだろう?
日常の中で常に何かを感じ
生きていることを体感してるはずなのに
淡々と繰り返される日常の中で
目の前で起こっている瞬間を
体感していることさえ意識からこぼれ落ちる
しかし、体感に色が着くことがある
大切な何かを失う時と
大切な何かを得る時
淡々と繰り返される日常の中に
あったはずのコト
淡々と繰り返される日常の中に
くわわるヨロコビ
ささやかな違いに色が着き
目に飛び込む
体感は生きる実感になる
色の少ない人生は
淡々と繰り返す
おだやかさに生きる
でも、
彩りのある人生は
命が終わるとき
おだやかに逝ける
そう思う
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