いま、思うこと
12/11に予定していた大阪公演、外出自粛要請を受けて中止にすることにしました。楽しみにしてくれていた皆さん、申し訳ないです。また必ず。
本当だと明後日にはハイエースで東京を出発していたのかと思うと、やはり悔しい気持ちです。しかし、他のメンバーも言っていたように、僕も自分にできる一番のことは音楽だと、少しずつ気持ちを切り替えています。大阪公演の中止は英断だったと信じ、今はとにかく東京公演を良いものにできるよう、リハーサルを重ねています。
振り返ってみると、2020年、odolとしてのライブは17日の"individuals"東京公演を含めても2回だけ。しかし、『WEFT』の制作や、この「ミゾベのnote」、そしてまだ発表できていない色々なことも含めて充実した1年になったと思っています。
音楽にできることの限界のようなものを見てしまった気もしたけれど、だからこそ自分たちの信じるものやことをどうやって届けていくのか、向き合った1年間だったと思います。
実際に、身の回りの環境も、自分自身の考え方も全てが去年とは別のものになってしまいました。しかし、それを受け入れながら進む心の準備はできているつもりです。
届け方を考える中で、僕にとって大切な気づきもありました。それは、皆さんに音楽やその他のものを「届ける」、それ自体がちゃんと自分の中にモチベーションを生み出している、ということです。
考えてみれば当たり前のことなのですが、こうやって届け方が制限される中で、僕は誰かに音楽を聴いてもらうために、このnoteだったら誰かに読んでもらうために生み出しているということに気がつけたのです。そして、そのたびにしっかり受け取ってくれる皆さんがいるから、僕は今日も歌が歌えるし、こうして文章が書けています。
いつもnoteを読んでくれてありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いします。
今日は少し短い文章になりましたが、このへんで。
まだ8日だというのに、もう今年を振り返ってしまいました。しかし、僕らの12月は”individuals”だけじゃないよ。また年内にながーいnoteも書くよ。ぜひ読んでくださいね。