スフナキン

CD集めが趣味の人類に属する雄の人間です。CD集めて聴くだけじゃ何かなぁと感じたので、音楽レビューを中心にやっていこうと思う次第です。文章力も音楽的知識もほぼ皆無なので期待はしないで… レビューするにあたり歌詞や曲の特徴などの解説等はあくまで個人の勝手な主観になります。

スフナキン

CD集めが趣味の人類に属する雄の人間です。CD集めて聴くだけじゃ何かなぁと感じたので、音楽レビューを中心にやっていこうと思う次第です。文章力も音楽的知識もほぼ皆無なので期待はしないで… レビューするにあたり歌詞や曲の特徴などの解説等はあくまで個人の勝手な主観になります。

最近の記事

電気グルーヴ「KARATEKA」

1992年発売の3枚目のアルバム。所謂初期のコミックソング路線のアルバムとなるが、卓球曰く「新しくやりたい音楽が出来たのにパブリックイメージ通りのものを作らなければならない辛さがあった」と語っており、本作に対してあまり良い印象がなかったようである。とはいえ、電気らしいおふざけ感満載のカッコいいサウンドばかりで電気ファンにとっては十分に満足できるアルバムである。 本作はインディーズアルバムの「662 BPM BY DG」以上に多くの他者アーティスト等からサンプリングしているらし

    • 筋肉少女帯「SISTER STRAWBERRY」

      1988年発売2枚目のオリジナルアルバム。収録曲のほとんどがインディーズ時代のリメイクであり、「日本の米」は空手バカボンからのセルフカバーとなっている。本作からドラムとして太田明が加入、逆にキーボードの三柴は本作をもって筋少を脱退する事になり、しばらくは、筋少との関りを断つ事になる(「筋少の大車輪」収録の「大釈迦」を除く)。また前作で脱退したみのすけは「日本の米」の茶番パートにて参加している。 本作制作時にギター担当のメンバーが不在だったため、横関敦がサポートとしてギターを担

      • Yellow Magic Orchestra「X∞ MULTIPLIES 増殖」

        1980年発売3枚目のアルバム。本作は当時ラジオを中心に活動していた伊武雅刀と小林克也によるユニット(正確には放送作家の桑原茂一も含む)「スネークマンショー」とのコラボ作品で曲の合間にコントが挿入されているのが特徴。その為楽曲7曲、コント5つという構成になっている。また全体的にコメディ的なアルバムなので曲にもユーモアが溢れたものとなっている。 元々本作前に発売されたライブアルバム「PUBLIC PRESSURE/公的抑圧」の成功に調子良くしたアルファレコードがもう1枚ライブ盤

        • ORANGE RANGE「world world world」

          2009年発売6枚目のアルバム。これまでのレンジのアルバムと比べると本作ではシンセによる打ち込み主体のエレクトロなサウンドが多いほか、どこか薄暗いイメージの曲が多いのが特徴。このアルバム以降打ち込み主体の曲も今日のレンジの音楽スタイルに組み込まれていく事となる。また「musiQ」あたりから多くのミュージシャンが楽曲制作に参加していたが、サポートドラマーと「瞳の先に」のストリングスグループとそのアレンジャーのみの参加となっている。 gr8!から発売した最後のオリジナルアルバム(

          たま「ひるね」

          1991年発売2枚目のアルバム。作風は前作と変わらず各々メンバーによるオムニバス的に富んだ内容となっており、前作同様インディーズ時代からのリメイクが多く収録されている。イギリスとフランスで録音された。 ジャケット絵は石川浩司によるもの。一応昼寝している棒人間の横アングルの絵であるが、人によっては一見別のものに見えるかもしれないw 1枚目の「さんだる」3枚目の「きゃべつ」同様2013年1月12日リマスターされたものが再発売され、「夕暮れ時のさびしさに」と「海にうつる月」のカップ

          たま「ひるね」

          電気グルーヴ「UFO」

          1991年発売2枚目のアルバム。前作から7か月後に発売され、1年で2枚のオリジナルアルバムを発売した事になる。その間に前作までメンバーだったCMJKが脱退し、交代するように新メンバーである砂原良徳が新たに加わる。ただこのアルバム制作途中からの加入なので最後の「ビーチだよ!電気GROOVE」以外はどこまで関わったか不明だが少なくとも半分以上は卓球と瀧2人によるアルバム制作となっているらしい。 ジャケットの机は元々1個ずつ並べたものをCGによって増やしたらしい。1991年でこの違

          電気グルーヴ「UFO」

          坂本龍一「音楽図鑑」

          1984年発売4枚目のアルバム。YMO散開後に発売されたアルバムで坂本ファンの間でも評判が高いアルバムのひとつ。これ以前のアルバムは具体的なコンセプトのもと楽曲が作られていたが、本作では全くの先入観なしで思いつく限りの音を記録して制作された。坂本曰く「羅針盤も海図もなしに海に乗り出して何が起こるかっていう冒険」。坂本のアルバムは難解な曲が多いがこのアルバムでは比較的聴きやすい曲も多く入門編にはいいかもしれない。 1992年に本アルバムに2曲足されて収録された「音楽図鑑完璧盤」

          坂本龍一「音楽図鑑」

          P-MODEL「LANDSALE」

          1980年発売P-MODEL2枚目のアルバム。内容としてはほぼ前作と同じで初期特有のピコピコサウンドが炸裂した作風となっている。本作ではメンバーである秋山勝彦による作詞作曲された曲とボーカル曲が収録されている。また、その秋山は本作をもって一時脱退する事になり初期メンツによるアルバムは本作が実質最後となる。 ちなみにタイトルはランドセルと売国奴のダブルミーニング。 メンバー 平沢進・・・ボーカル、ギター、シンセサイザー 秋山勝彦・・・ベース、シンセサイザー、コーラス、ボーカル

          P-MODEL「LANDSALE」

          SEKAI NO OWARI「Tree」

          2015年発売通算3枚目となるオリジナルアルバム。本作は彼らの最もな知名度を誇る「RPG」や一時期話題を大きく挙げた「Dragon Night」など有名曲が多く収録されており、セカオワ初心者にはうってつけなアルバムと言えよう。本作に対してFukase曰く「「日本の音楽シーンに合わせて、それに対応しながらやっていかなきゃいけない」という葛藤と戦いながら制作していたが、本作は「そういうことを考えずに、好き勝手に制作した」らしい。 余談ではあるが、収録されている曲の多くがアルバム発

          SEKAI NO OWARI「Tree」

          ORANGE RANGE「PANIC FANCY」

          2008年発売通算5枚目のアルバム。前作はバラエティに富んだファンタジックな作風が多かったのに対し、本作は初夏あたりに発売された兼ね合いか夏に関連付けた曲が多めで全体的に明るいイメージ(そして変な曲も割かし多いw)。 初回限定版にはDVDが収録されており、「イカSUMMER」「イケナイ太陽」「君station」「O2」「シアワセネイロ」のPVと、メンバーが出演した「コードギアス反逆のルルーシュR2」の告知CM5パターンが収録されている。 メンバー YAMATO・・・ボーカル

          ORANGE RANGE「PANIC FANCY」

          平沢進「AURORA」

          1994年発売4枚目のオリジナルアルバム。前作から3年ぶりのオリジナルアルバムで本作はそれ以前のようなバンドサウンド的な作品とは大きく変わり、全体的にシンフォニックな作風となっているほかに、前作までゲストミュージシャンを招いた音作りだったのがすべて平沢の手によるものになりこのアルバム以降のソロ作品は全て平沢による独力となる。また本作は自身のバンドP-MODELと差別化を図る為、サウンドではなく歌を重視しているらしい。 次回作のアルバム制作時に平沢が訪れたタイに大きな影響を受け

          平沢進「AURORA」

          NiNa「NiNa」

          1999年発売、メンバーはJUDY AND MARYのYUKI、アメリカのニュー・ウェイヴバンドB-52‘sのケイト・ピアソン、四人囃子やPlasticsなどのメンバーで数多くのアーティストの音楽プロデューサーを務めた佐久間正英、同じく佐久間とPlasticsのメンバーだった島武実によるグループ。NiNaとは、YUKIが27歳の時に結成された事に由来する。きっかけは佐久間がPlastics時代に親交深めたB-52‘sメンバーのケイトと一緒に音楽活動ををやりたいと思っていたとこ

          筋肉少女帯「仏陀L」

          1988年発売。それまでインディーズのナゴムレコードで活動していた筋少が本作を持ってレコード会社であるトイズファクトリーからメジャーデビューを飾った1枚目のアルバム。プロデュースは今野多久郎。この時点での結成時オリジナルメンバーはボーカルの大槻ケンヂとベース(かなり初期の頃はキーボード)の内田雄一郎のみで後のメンバーは途中加入となる。 サウンドや曲の雰囲気も直前までインディーズで活動していた事もあり、まだナゴム時代の名残がある。 元々は筋少の代表曲の1つ「高木ブー伝説」も収録

          筋肉少女帯「仏陀L」

          現在所有しているアーティスト DVD・Blu-ray

          CDと違ってこっちはかなり限られている。前向きに集めるのは無理だぁ~ Kraftwerk ・Minimum-Maximum METAFIVE ・METALIVE ORANGE RANGE ・ヴィデヲ・ラ・コンタクト ・ヴィデヲ・DE・リサイタル ・LIVE musiQ 〜from LIVE TOUR 005"musiQ"at MAKUHARI MESSE 2005.04.01〜 ・LIVE ИATURAL 〜from LIVE TOUR 005"ИATURAL"at

          現在所有しているアーティスト DVD・Blu-ray

          Yellow Magic Orchestra「Solid State Survivor」

          1979年発売通算2枚目のアルバム。前作はどちらかというとフュージョン寄りなテイストだったのに対し本作はフュージョン要素はかなり薄くなり、全体的によりニュー・ウェイヴ色が濃く出たテクノの代名詞のひとつと呼んでも過言ではないアルバム。アルバムの前半はインスト、後半は歌ものという構成になっている。 もはや音楽の教科書に載っても不思議ではないほどの歴史的名盤であり、本作がいかに凄い作品かというとNHK BSの番組でこのアルバムで丸々1時間特集を組まれるほどで、本作に衝撃・影響を受け

          Yellow Magic Orchestra「Solid State Survivor」

          電気グルーヴ「TROPICAL LOVE」

          2017年発売。前作ミニアルバム「25」から3年ぶりのアルバム。アルバムの96%がAppleのiOS「GarageBand」で作られており、仮歌もMacBook Pro内蔵マイクが使われており、中にはそのまま使用された物もある。 タイトル通り全体的にトロピカルな雰囲気が醸し出しており、コンセプトアルバムのような作りになっている。 初回限定版にはDVDが付属し、2016年に行われたツアー「お母さん、僕たち映画になったよ。」のライブ映像が副音声付きで収録されている。 同年7月には

          電気グルーヴ「TROPICAL LOVE」