すぐ会社を辞める人の特徴について考察してみた
私は一カ月後に大学を卒業し、来春から新入社員になります。私はアルバイトを初日で辞めたいと思うほどの人間ですので、会社員は言うまでもなく辞めたいと思う日すぐに来ると覚悟しています。しかし、ある程度思い入れがあって就職した点はアルバイトと違います。また、私の分野は技術系ですので、習得には長い道のりがあるに違いありません。短期的に覚えられるアルバイトと違って、経験が重要なスキルの一つになります。僕の目的は技術の習得です。つまり、会社をすぐに辞めることは僕の目的に反しています。
ここで会社をすぐに辞める人の特徴を知っていれば、自分を客観視し、冷静な判断を可能にすると考えています。また、私一個人の経験からですが、会社を辞めたいと思った時に冷静な判断は難いため、未然に知っておくべきだと思っています。
では、今回は私が影響を受けた論文の内容に対し、自分なりの考えを述べていこうと思います。新社会人の方、将来に不安な学生の方、新人が辞めていくのが辛いと感じている方などは共感や気づきが生まれるはずです。
厚生労働省の調査によると、2018年3月に学校を卒業した大卒者の 3 年以内の離職率は31.2%でした。業種によっても離職率は異なっています。特に卸売業、小売業は離職率は多いそうです。理由として、仕事に対する動機が他律的であることが原因らしいです。
入社前には想定してなかった職場の実態に直面した際、精神的なダメージを負うと考えられています。人間は想定していたものとギャップが大きいときに失望しやすい生き物だと私は考えています。よって会社の給料や人間関係に期待ゼロです。長らくは手取り15万程度、性格の悪い上司ばかりという想定をしています。最初から職場の雰囲気に期待はしていません、また陰湿ないじめは必ずあると思っています。期待している点は、上司や陰湿ないじめと戦うことのできる自分だけです。
また、以上に挙げた外的要因とは別に内的要因についても原因があるそうです。特にモチベーションの低下理由に興味を持ったので引用します。
これは業種によって割合が異なりますので詳しくは参考文献をお読みください。また、業績が可視化されやすい小売業などは上司や同僚からの存在承認がないとモチベーションが下がりやすいこと、金融、 保険、不動産は業務内容の専門性、もしくは多様性などから焦りが生まれ成長を感じられなくなると述べられています。これについては技術系の職に就く私は、業務内容が幅広いため、習得に対する焦りなどから自分の成長を感じられくなるという懸念ができます。ここで重要なのは上司と自分の能力の差は大きいことは当然であるとし、自分の小さな成長を満足するように努力することだと考えています。
また、早期離職者は何に失望するのでしょうか。私は求められる能力に注目すべきだと思います。前提として、社会人に必要とされる能力について説明します。
このような能力を持つ上司がきっといるはずです。これを全てできる人間は存在するのでしょうか。僕は現状では不可能です。ゆっくりと覚えていけばいいと思います。理由は、過剰に自分を追い込むことは業務上のミスが誘発することによる利益損失につながると考えているからです。私はゆっくり覚えるために、自分が上記の能力がないことを正直に提示していくことが過剰な上司からの要求を回避する手法だと考えています。
~まとめ~
社会人は色々と大変そうだ。自分の社会人基礎力を客観視しよう。能力差が凄まじい上司と分かり合おうとしない、無能さをアピールする。
参考文献
若手社会人の早期離職についての要因分析-伊 藤 重 男-四天王寺大学紀要 第 59 号(2015年 3 月)
#ビジネス #人生 #大学生#いま私にできること
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