猫をお迎えする準備はOK？トライアルって？
猫の譲渡会の翌日。
無事に譲渡のためのトライアルを実施することになった我が家でしたが、はやる気持ちを抑えて開始日を2週間後に設定しました。
あいにく、夫婦ともに日中にいられる時間が無かったことと、多少準備に時間がかかると判断したからです。
そもそもトライアルとは一体何でしょうか。
これは猫にとっても飼い主にとっても、重要な「お試し期間」になります。
以下の目的が挙げられると思います。
飼い主視点：飼い主が猫を飼うことに対する理想(イメージ)とのギャップが無いかどうかを確認する。
猫視点：猫にとって、安心できる飼い主かどうか、飼い主に対して緊張しないで過ごせるかどうかを確認する。
環境視点：猫が猫らしく生活できる環境が整っているかどうか、近隣住民への配慮ができるかどうかを確認する。
簡単に言えば、人間同士の恋愛における「同棲期間」のようなものです。
時々会うくらいだったら気にしないような事や、見たことがない一面も、同棲することによって見えてきますよね笑
このトライアル期間で、見定めようという狙いです。
特別なケースや、生後間もない子猫の場合には、トライアル期間がない場合もあります。
もちろん、トライアル期間を経て、やっぱり猫ちゃんをお返しします、ということもあります。
残念ですが、お互いのためにはその判断をする勇気も必要です。
我が家でのトライアル開始が2週間後になってしまったので、それまでにいろいろ準備しなければなりません。
現時点で、我が家にある猫グッズといえば、猫用トイレと猫用ケージ。
「おかわりくん」の保護主のチーカワさんには、これらがあることは伝えてあったので、そのほかに、猫のご飯用の茶碗、飲み水用の茶碗、爪研ぎボードを用意するように教えてもらいました。
今使っているトイレ、トイレ用の砂と、数日分のご飯は持ってきてもらえるとのことで、その辺はチーカワさんにお任せすることにしました。
私「チーカワさん、トイレくれるんだって。どうしよ...トイレもう買ってあるけど、2個になっちゃうね。誰か猫飼ってる人にあげる？」
妻「いや、トイレは2、3個あった方がいいんだよ。」
私「え？なんで？あ、そこらへんの壁とかにしちゃうからってこと？」
妻「ん〜、それもあるけど...。基本的にあまり粗相はしない動物だからね。子猫のときならまだしも、成猫だし、その可能性は低い気がするなぁ。どちらかというと、猫の気分次第でトイレって使い分けるからって理由が大きいかも。汚いなと思ったら使わないし、猫によっては💩用とオシッコ用で分けてる子もいるし。」
私「ほ〜。じゃあ、2個あっても無駄にはならないんだね？」
妻「ならない、ならない。」
私「なるほど、良かった...。」
ちなみに、私たちが買ったトイレはこちら。
ゲージはこちら。
ご飯用の茶碗と、飲み水用の茶碗は、ウチにあるやつで使えるのないかなーと考えていたところ、妻から一言。
妻「猫のことを考えるなら、ちゃんとしたやつ買おうね。」
私「あ、はい...。」
こんなやり取りがありまして。。。
妻曰く、猫の体の構造上、床面に置かれたご飯は首や食道に負担がかかるとのこと。
調べたところ、獣医さんも言ってました。
言われてみれば当たり前のことなのですが、食器を食べやすい高さにしてあげましょう。特にお年寄りの猫ちゃんにとって、頭を下げてかがむ姿勢はしんどいのです。また、食道が折れ曲がり、腹部が圧迫されるので、食後にフードを吐きやすくもなります。食器台や脚付きの食器で高くしてあげましょう！
獣医さんのXアカウントですが、このように仰っていて、猫の骨格から考えると、まぁ、確かにそうだよなと納得しました。
というわけで、ここもケチらず購入しました。
商品はこちら。
さらに妻がこんなことを。
妻「猫って、あまり水を飲まないのよ。」
私「え？あー、確かに水が怖いって聞いたことあるような。」
妻「確かに、水に濡れるのは嫌がるんだけど、そうじゃなくて、シンプルに水を飲みたがらない子が多いというか。。。」
私「そうなの？あ、じゃあ水は飲ませたりするってこと？」
妻「いや、これもトイレと同じで、いろんなところに水飲み場を置いて、気分次第で使ってもらうって形がいいんだよね。」
私「え〜...じゃあ一つじゃダメなのか。。。」
妻「もう一個あったほうがいいね。」
というわけで、水飲み専用の商品も購入。
さて、お次は爪研ぎボード。
爪研ぎについては、本当に猫によって好き嫌いがあるらしく、今回は、買って無駄になったら仕方ないっていう気持ちで買いました。
これ、床面と壁面の両面にバリバリできるボードがあることが、かなりいいです。
どこに置いても空間が無駄にならない、すごいデザインだなと思いました。
実は、これでもうチーカワさんに言われたものは一通り揃えられたので、必要十分ではあったのですが、個人的に「欲しい！」と思ったものも、ついでに買ってしまいました。
まずは、猫がゆったりと眠れるようにするベッド。
猫はふわふわな素材を好む傾向があります。
それから、ケージの中のステップはプラスチック製で剥き出しです。
つまり、冬場はこのステップが冷たかったり、ケージの中が寒かったりする可能性があるので、ケージに入るサイズのベッドを用意しようということになりました。
それから毛布です。
これも、やっぱりふわふわな素材を好む傾向があるのと、猫が自分の匂いをつけて安心できる場所にできるかも！ということで、毛布も買いました。
さてさて、これらを選ぶのにもなかなか時間がかかり、また荷物が届くまでは数日必要だったりして、「おかわりくん」をお迎えするのに2週間という時間を頂いて、結果的に丁度良かったです。
こうして、道具類は万全の準備を整えて、部屋を可能な限り掃除して、家具も移動させたりして、ドキドキの「おかわりくん」お迎え当日を迎えるのでした。
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