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アイデアマンとは何だろう?

私は発想力がありません。
独創性やオリジナリティーとかも持ち合わせていません。

そう思っていました。
というか、今もその認識です。

学生時代に部活の後輩を指導する時です。
「分かりやすい」とか「よくそんな表現・説明が思い浮かぶね」と言われたことがあります。
恐らくそれは、私が下手くそで、たくさんの人から教わったからだと思います。
つまり私から出る言葉や考えは誰かの言葉、ないしそれらを組み合わせ・混ぜ合わせたものです。
私が自ら考え付いたものではありませんでした。

「自分に0→1の発想力はない」という認識だったので、このやり方を徹底しようとしていました。
故の周りからの評価だと思います。

この書籍の中に「アイデアなど、ただの情報のつなぎ合わせ」という項目があります。

本書は主としてビジネスについて書かれたものだと思いますし、本の内容と私の体験を同じに考えるのは違うとは思っています。
しかし、独創的なアイデアや自分だけの考えを出そうとする必要はないと、アイデアは持つ情報を掛け合わせて考えればいいというところから、私のやり方も少しは自信をもっていいのかなと思ったところです。

もちろん、このやり方も大変なもので、掛け合わせるには材料が必要ですので、本書にあるように浴びるように情報を吸収し、ひたすらに処理しなければなりません。(その後のアウトプット・アクションは言わずもがな)
でも、このやり方なら誰でもできます。

冒頭の「私は発想力がありません」という認識。
これを改める気はありません。
情報の掛け合わせといっても、堀江さんなど他者に比べればそれすら未熟です。
ただ、私のやり方に自信をもって、もっと極めていけばいいのだと学ぶことができました。

情報へのアクセスやアウトプット、思考バイアスなどについて、気軽に学べる良書だと思います。
もし未読で興味のある方はぜひ。


堀江さんの書籍を機会に記事を書くことが多いですが、他にもいろいろ読んでます。
書評や要約を書く気がないだけなので、たまたまです。
ホリエモン信者ではないので、諸々ご容赦ください。

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