あの話題についていけない
田村淳さんの「超コミュ力」を読みました。
色々学びのある内容を、軽快なリズムの読みやすい文章で書かれていました。
今日は本の内容ではなく、その中の1話題。
テレビなどでもよくある話題。
「うまい棒、何味が好き?」
初対面で使える雑談の話題として例示されており、淳さんの鉄板ネタだそうです。
誰しも共通の経験として通用する話題でありながら、一発目にする人はほとんどいないということから、周囲と差をつけ印象を残す手段として使っているとのこと。
もちろん好きな味を聞いて終わりではなく、そこからの雑学やこだわりを話すことで自分を知ってもらうことまでがワンパッケージです。
うまい棒は例えであって、伝えたいこととしては一般的ではない、自分だけのこだわりのあるものを話題にあげ、緊張する自己紹介の切り口にしましょうということ。
あまりに自分のニッチな話をしすぎてもよくないですが、多くの人が意識はしていないが浅くても知っている物・事で、実は自分が詳しいかもということを話題に上げてみましょうという教えで、なるほど確かにと思いました。
ただ、私、「うまい棒、何味が好き?」の回答を持ち合わせていません。
子どものころからほとんど食べたことがなく、この話題が盛り上がるものということに驚いたところです。
(でも変な話ですが、キャラクターの名前は知っているんです。)
私がこの点を読んで思ったことは、自分が一般的だと思って、あるいは実際に一般的である話題でも、100%共通の話題になり得るとは限らないということ。
話の切り口としてそういった話題を出すことはいいですが、知らない人をフォローする用意もいるのかなと考えました。
最後に、皆さんの好きなうまい棒の味は何ですか?