飯尾さんとクラフトコーラ
実のところ夢(眠っている時に見る)の話はするのもされるのもちょっと苦手です。
夢の中での設定は何でもありなものだし、オチが付けにくいから、そんな話を聞かせてもなぁ・聞かされてもなぁと距離を置きがち。
(ゆえに夢の話をものすごく魅力的に語れる人はすごい)
が、今日はそんな苦手分野な話をさせてください。
夢が素敵な場所へと連れて行ってくれた話です。
序章
明け方、目覚めるちょっと手前。
私は夢の中でお笑いコンビ「ずん」の飯尾さんに道端でばったり会っていました。
どうやら互いに知り合いのような関係の模様。
私「え、飯尾じゃん!」
飯「あら〜!こんなところで」
私「え、、せっかくだしさ、お茶でもどうかな?」
勇気を出して尋ねます。
飯「いいよ〜どこ行こうか。じゃんけんで負けた方がお店決めようよ」
じゃんけんによる決定、というのがなんとなく飯尾さん的雰囲気です。
勝負に負けた私がどうしようか思案していると、ふと目に入った「クラフトコーラあります」の看板。
私「ここ!クラフトコーラ飲みましょう!」
…あぁ〜これからいい展開な予感!でしたが、隣で眠る主人の寝返りによる振動により一気に目が覚めてしまいました。
なんてことしてくれたんだ と私が怒ったのは言うまでもありません。
クラフトコーラという謎チョイス
それにしてもニヤケ混じりで起きたのなんてとても久しぶりです。
飯尾さんはにこやかなお方でいいな〜くらいの印象でしたが、どうして登場してくれたんだ。。
今やとりあえずwikiで調べる・twitterで即フォローするまでに気になるレベルとなりました。
そしてまたクラフトコーラてチョイス!!なぜ???
今年に入ってからちょくちょく耳にするようになったこのドリンク。
そういえば飲んだことはない。
飯尾さんに会うことはまぁ叶わない。けれどもこれまた気になるクラフトコーラは自分の力で飲みに行ける!
ということで、私は前々からクラフトコーラを提供していると聞いていたカフェを訪れることにしました。
そしてpooolに飛び込んだ
向かった先はカフェ「poool」。
ここは札幌時計台近くに今夏にオープンしたワーキングスペースを兼ねたカフェです。
おしゃれな店内+おしゃれなバリスタさんによる気さくな接客、という私からするとややハードル高めな要素のために、行きたくてもなかなか行けず仕舞いでした。
が、今となっては勇気を出して飯尾さんをクラフトコーラに誘った身。(注:夢の中で)
おしゃれカフェが何とやら!ドボンと飛び込んだ私をバリスタさんは優しく迎え入れてくれました。
「初めてのご来店でしたか?え?何度かご利用いただいているように見えました」なーんて声をかけられたり。
勢いて大事ですね。
これがクラフトコーラなんだ…
かくして出会えたクラフトコーラ。
「グラス底にシロップが溜まっているのでよく混ぜてお飲みください」
というバリスタさんの忠告もすっかり忘れ、ものすごい勢いで吸った一口目。(ここでも妙な勢いが…)
感想は「薬草!」でした。
スパイシーな味わいが微炭酸に溶け込んでスッキリとした喉越し。
何より一番気に入ったのは自然な甘さ。
市販コーラのベタベタとした甘さ(これはこれで悪くないだろう)ではなく、スッ…と体に染み入る甘さで飽きることなく最後までいただけました。
じっくり味わいたい大人な飲み物です。
ありがと、飯尾さん。
ずっと憧れだったけれども臆病から足を向けられずにいたカフェ。
飯尾さんとの出会いのおかげ(注:夢の中で)で何とか来ることができました。
クラフトコーラなんて新しくて未知でとても美味なドリンクも知ることができて。
ありがと、飯尾さん。
お礼と言ってはなんですが、札幌を訪れた際にはぜひご案内させてください。(そのくらい感謝している)