本をセレクトしてもらった
月曜日、恵那市にある庭文庫に行った。
前からtwitterで気になっていた古本屋さん。
ゆったり本を読みたいなあと思って出かけた。
こちら庭文庫2階からの眺め。
木曽川を眼下に見下ろす最高のロケーションだった。
深入りのブレンドコーヒーをいただきながら本棚の本をパラパラとめくる。
ちょうど八窪章吾さんの個展も開催中で、作品を鑑賞したり作家さんとお話しをしたりゆったり過ごした。(青と緑が美しい作品だった)
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「何かオススメの本を選びますよ。今どんな本が読みたいですか?」
とオーナーの百瀬さん。
庭文庫では「選書サービス」をされているのはウェブサイトでは知っていた。
「選書」というと堅い印象もあるが、なんだろう、馴染みのカフェで「今日どんなもの食べたい?」と聞かれるような気軽さだ。
今の自分の気持ちや日々などを伝えて、8冊ほど選書してもらった。
1冊を除いて自分が読んだことのない作家ばかり。大人も楽しめる児童文学などもあった。
その中で特に気になった本を2冊迎えることにした。
これはその中の一つ。作家も存じ上げない方で、この装丁も多分庭文庫で薦められなかったら多分手に取らなかった。
難解なようで慣れてくると癖になる文章のこの本、一気に読了。
良いさ作品との出会いだった。
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Amazonで一度買えばなんでもオススメしてくれる世の中だ。とても便利である。
でも関連商品では絶対に会えない作品との出会い。
人と人の心が触れ合うことが残ってることを感じて、なんだか嬉しくなった。
http://niwabunko.com/
恵那市にある庭文庫、またゆっくり訪ねたい。