羊文学

特定の外国の文学を表す際に、仏文学やら英文学やら米文学やらと呼称する場合があるが、

「さて羊文学とはどこの国の文学だろうか?」

最初にこのバンドの名前を見た時の素朴な感想であった。
バンド?
そう、文学の話をするかと思いきや音楽の話である。
予備知識なしにこの単語だけ見て、多くの人はこれがバンド名だとは思わないだろう。
私ももちろんその一人で、変わったバンド名だなとやはり思った。

いまでは何の違和感もなく、むしろこれ以外考えられないくらい素晴らしいバンド名だと感じる。それぐらいここ2年くらいで1番のお気に入りバンドになった。

ギター、ベース、ドラムの3人編成のいわゆるスリーピースのロックバンドで、演奏やアレンジはシンプルだが個性的で、そのバンド特有の音みたいなものは随所に感じられるが、人に薦める時になんて説明したらいいか悩むバンドでもある。

「とにかく曲も詞も演奏もアレンジもいいから一回聴いてみて欲しい!」
そう言う以外に私はこのバンドを人に薦める方法が思い浮かばない。



というわけで、
先週リリースされたメジャー1stアルバム、

「POWERS」

の収録曲の中から何曲か動画を貼っておきますので、気になったらぜひ聴いてみてください。

個人的に「1999」は最近の邦楽ロックの中でもかなりの名曲だと感じています。

アルバムの曲も何回も繰り返して聴いて、今は「おまじない」「powers」「あいまいでいいよ」「ghost」、などがお気に入りです。

spotifyなど各種サブスクリプションでも聴けるようなのでぜひ。

現在、ボーカルギターの塩塚モエカさんが新型コロナウイルス感染のため療養中だそうです。

一刻も早く回復されることを心より願っております。

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