みかんまつり
昨日、国府津(こうづ)で「みかんまつり」というイベントがあった。
なんでも、小田原市は神奈川県内でみかん生産量がトップで、そのなかでも国府津は、最も古い栽培地(諸説あり)と言われているらしい。
唱歌「みかんの花咲く丘」の作者は、国府津のみかん畑の風景を見て、この曲を書いたそうだ。
そんな国府津で、国府津の発展をこれまで支えてくれてきている「みかん」に感謝しようと、「ヤッホー国府津村役場」という有志の団体が、毎年この時期に「みかんまつり」を開催している。
マルシェでは、みかんを使ったパン、お弁当、お菓子、雑貨が並び、地元みかん農家さんのみかんもずらり。生産者さんで食べ比べするのが、毎年の楽しみ。
それからなんと言っても「みかんパレード」。参加者みんながみかんの仮装をして、国府津のまちがみかん色に染まる。
みかんの仮装ってなんだ!?って最初思ったけれど、参加者それぞれ工夫してみかんを表現していて、とても面白い。
ほかにも、まちなかでは、地域のお店が、みかんを使った特別メニューをその日だけ提供したり、魚屋さんで魚を捌くワークショップ、パン屋さんではフルーツサンドづくり、洋服屋さんではブローチづくりと、国府津というまち全体で盛り上がっているのが面白い。
小田原には、この国府津のように、地域単位で、その地域を愛し、活動している人がたくさんいるように思う。
だからこそ、面白い企画が生まれるし、そこに人が集まる。
これからも、いろいろなイベントに参加して、さらにさまざまな小田原の地域を好きになっていきたいなぁと思う。
おだわらびより