odato

農業やってます。

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最近の記事

石原莞爾を読む

    • 信じられない事は信じる事から生まれる

      私のGoogleの上位にはいつも大谷翔平のニュースが表示される。今の彼の活躍ぶりは大リーグの歴史を書き換えるほどのインパクトがある。 そんな大谷君とパラリンピックの女子水泳で銀メダルを取った山田美幸さんが何故か重なる。 パラリンピックは、ダイジェストの結果見ているだけだとよくわからない。リアルタイムでずっとみていると、クラス分けやそのクラス内にもいろいろな障がいの種別がある事に気づく。 例えば、山田さんがメダルを取ったS2クラスは、重い方から二番目のクラスだけど、手のな

      • ワクチン接種で感染者が減らない理由の一つについて

        以下は、6月1日に某サイトに投稿したコメントです。 >ウィルスのピークアウトについての疑問から。 例えば、大阪は減ってます。東京も減りつつある。愛知はやっとピークを過ぎた? 沖縄は正にピーク。 日本と、アメリカと、インドでは、ピークアウトの人数が桁違いなので、ピークアウトがどういう原理で起きて、それがいつなのか分かりにくい。 感染者の数がある集団や地域で一定数を超えるとピークアウトして感染者は減るという仮説があるとしたら、感染者数は、ある一定数の集団の数に比例するのだ

        • オリンピックと星巡りの歌

          「オリンピックは参加する事に意義がある」 TOKYO2020ほどこの言葉がピッタリ来るオリンピックは、過去に無かったのでは無いでしょうか? まだパラリンピックを残すもののTOKYO2020は大成功のうちに無事終わりました。何より、世界205の国と地域から約11,000人ものアスリートが日本に来る事ができた。 11,000人のオリンピアンが日本に来て競技する為には一体どれくらいの人の苦労と協力と勇気があったのか想像もできません。 果たして開催されるのかという不安と迷いも

          兼業農家が最強である

          今、兼業農家を増やそうとしています。 ちょっと考えると、企業的農家や大規模専業農家の方が生産性が高いように思いますが、実は農業は規模と生産性の関連が多産業よりも少ない。 収益逓減の法則の言うのがあって、19世紀から今まで農業は規模を拡大すると生産性が落ちると言う説もあります。 実は、IT化で生産性が上がるのは、企業農家でなく、技術や経営が未熟な兼業農家のなのです。 でも兼業農家の優位性はそんなところにあるわけではありません。 経営弾力生が高い点にあります。つまり価格

          兼業農家が最強である

          zoomで勉強会

          一昨日は、アグリテック系と言うか純粋に農業情報系のスタートアップを立ち上げたの20代の方とzoomで、彼のサービスについていろいろ紹介してもらいました。 立ち上げる前から面識はあるのですが、現場からの情報加工と、JAや農家の履歴システムを提供するビジネスに取り組んで、中々難しいところがだんだん整ってきたので期待しています。 実は、地方自治体や農協や個店レベルでDX的なシステムを構築しようとするとちょうどいいものが無いのです。大手ITベンダーさんだと高すぎ、SNS利用の代理

          zoomで勉強会

          普通の人

          昨日、小学校区の常会長やら、総代さんの自宅を回って配り物をしてきました。うちの地区は130戸くらいなので総代は総当たりになるのですが、他地区だと1常会が300戸くらいになるので、常会長さんの家はどこも立派です。と言うか地方は住環境では、都市部よりもはるかに優位にある。 日本はストックで暮らしてると言う時代になっています。 最近は私の同年代だと、都会というか市街地の賃貸やマンションから、実家の脇に新居や二世帯住宅を建てる人が多い。 とは言え、そうで無い人の方も多いので、大

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          デジタルコミュニティとは?

          私は、朝起きるとニュースサイトのチェックをします。そしてちょっと投稿して1日が始まります。 かつては、新聞読んで一日が始まった。テレビニュース見て朝ドラ見て始まる人もいるでしょう。  新聞も、テレビも、npも中央発のメディアです。 これを、我が町発のニュースを見て始まる一日にしたいのですね。 それも、高校生から寝たきり高齢者まで地域全員が見るニュースを作りたい。 5秒だけでいいのです。gmailでもLINEでもTwitterでもTikTokでもいいのですけど、まぁL

          デジタルコミュニティとは?

          デジタル格差の解消について

          先日の非公式デジタル勉強会では、地方行政、地方商工会、農協、農家の立場で、デジタル化の問題を考えてみました。 ①みんなが端末を使えない、使おうとしない、使う必要が無い。 ②デジタルを推進する側、商店や市役所や農協や信金にデジタル人材が居ない。よって進めるノウハウが無い。 ③ITベンダー側にも地方企業や地方行政向けのサービスが無い。あっても費用対効果が得られない。 以上なんですが、それ以上に問題なのが、先述ですけど需要の規模が小さい事なんですね。 だから、中央のサービスを

          デジタル格差の解消について

          IT農業の中身を見ると

          IT農業により施設園芸の生産性が上がったと言う話は、結構あります。 でもその中身まで中々報道されません。 実は、農業の研究者や生産者、農協や行政機関の指導者の認識もまちまちなんです。 それは、ITが直接生産性を上げたと言う事があまりないからです。 ITといっても、センサーと制御の装置があるだけなんです。 管理のアルゴリズムは、自分で作りなさい。と言うのがIT装置を提供する側の姿勢ですから、有効活用できる人とできない人が出るのは当然です。 オランダだと、IT農業=管

          IT農業の中身を見ると

          地方のDXとは?

          日本でAI導入しようとしたら、企業の壁を超えてAI&DXをたくさんの企業で共有化するしかない。 一社ずつ別々に同じリソースを導入して乏しい人材で何かを作るうとしてもダメだと思う。 特に地方経済圏だと、どこにもそんな人材は居ないし、居てもいい仕事ができるだけの需要が無い。 だから、地域AIリソース法人を作って、そこに優秀な人材を集めて、地方企業がみんなで使ったらいい。参加企業にあるリソースや人材も共有して、企業の機能をデジタル的に分解して、いくつかのレイヤー毎に利用できる

          地方のDXとは?

          非公式デジタル勉強会?

          最近本はみんなAmazonで買うようになってしまった。久しぶりに本屋行ったのだけど、欲しい本の在庫はなかった。Amazonやら何やらで検索したら50年前に読んだ本でも手に入る。 最近、みんなこんな感じなんですよね。 ふるさと納税は、ふるさと納税サイトが一番儲かるようになっています。 マイナンバーカード作ってもらえるポイントは、大手各社が提供するポイント。 デジタル化とか、リモートワークとか、スマートなんちゃらはみんな地方の利益を中央の企業や外資系企業に中抜きされる構造

          非公式デジタル勉強会?

          全てはマッチング

          今日は、朝から土手の草刈り、町内清掃、イノシシ柵の見回り、墓地の草刈り、農薬散布といろいろ忙しい日でした。 夕刻に合羽着て道路脇の畑で、こちらは農薬散布しているのに、バイク🏍の男性に声をかけられた。 「この辺りで土日農作業のありませんか?うちは副業解禁されてないので、日払いで仕事できないですかね」 といきなり、就活?いや求職されたんですね。つ 今まで、みかん売ってくださいとか、屑鉄ありませんか?とかという人はちょくちょくいたのですけど、求職されたのは初めてです。 で

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          農地と農業改革

          例えば、450兆円あれば、日本全体の遊休農地や耕作放棄地を何度でも買えます。(市街化地区の農地は除く) でも、土地代金の100分の1くらいの値段で農地は借りる事ができます。 さらに言うと完全に耕作放棄地や遊休農地なら、ちゃんと頼めば固定資産税負担するだけでほとんどただ同然で借りることもできます。(使用貸借と言います) もっと言うと、法人が農地購入代金を株で提供したら、現金無しで、農地を購入できる。 そうやって農地を10ha以上まとめて、国の基盤整備事業で農地整備したら

          農地と農業改革

          50年前の予言?

          ほぼ50年前、小学生の時に読んだ本をネットで見つけ取り寄せた。「人の住む星、エコロジー入門、1972年刷」というNHKで放送した特集を書き下ろした本だった。 まだ、エコロジーという言葉が使われ始めた頃。宇宙船地球号というコピー(?)も同時に今風に言うとバズっていた。 印象的なのは第一章で、人類は地球に住めなくなっても他の星に移住できない理由が説得力ある説明で書いてあった事だ。 アポロ11号が月に行ってまだ3年も経っていない頃、21世紀には人類はなんでもできて車は空を飛ん

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          地方の資産は、450兆円

          地方人だけでも、金融資産を450兆円も持っている国が日本です。 これを活用する事が地方創生なんですけどね。 実は使える仕組みになっていません。 地方には投資先が無い。と言われます。理由がデフレ。 でもよく考えると投資しないからデフレなんです。 旧来のマクロ経済学では、民間投資ができない時は公共投資で需要を喚起することになっています。 これが有効な条件は、民間が貧乏で金が無い時です。 でも今は違う。地方には金はあるのです。だから公共投資が乗数効果を生まずすぐに貯金に

          地方の資産は、450兆円