2月に行われる愛知県知事選挙。その公約が発表されました
毎度、選挙の話しで恐縮ですが今年は愛知県知事も改選を迎えます。
1月17日(木)が告示で2月3日(日)が投開票日となり17日間の選挙戦が行われます。町ではちらほらと公営掲示板の設営が進められており、いよいよだという雰囲気が出てきました。
今回の選挙。構図としては、3選を目指す現職大村知事に対し共産党系の候補者の一騎打ちですが、形式的な選挙戦であるのは間違いないでしょう。
いいか悪いかは別として、東京や大阪みたいに既存勢力vs新興勢力といったわかりやすい対立もなく、自民、国民、立憲、公明すべてからの推薦を取り付け「選挙の前に方をつけ」る展開です。
4年間の議会回しが巧みであった。ということなのかもしれません。
まあ、たとえそうだとしても、4年に一度、愛知県のことを考えるいい機会だと思っていたところ本日選挙に向け大村知事が選挙公約を発表されました。
構成としては10個の大項目の前後に「ジブリパークを2020年に実現♡」と「東三河の振興」の二つの項目が並ぶ全12項目のそれぞれに箇条書きで各具体的な政策が並ぶというスタイルです(ちなみにハートマークは打ち間違えではありませんので)。
各大項目の横にはそれぞれ具体的な項目数が書かれており、例えば1の「リニア大交流圏」」の形成は14項目、2の産業首都あいちは47項目と数字が付されています。
タイトルの「330プラス1」というのは目玉政策である「ジブリパーク」がプラス1でその他330項目を公約として掲げるということかと思います(実際に項目を足していったら336でしたが)。
そこで、まずジブリパークについては巻頭言の「日本一元気な愛知をつくり、日本の未来をつくります!」でこう触れられています。
2027年のリニア開通とともに産業首都あいちを目指すためには、人が輝く愛知を作るとともに、スポーツ、文化を発展させ魅力ある愛知を前進させていくことが必要であると述べたあとで、「2020年にオープンを目指すジブリパークは、その象徴です。
2005愛知万博の理念を継承し、人・生きもの・地球に対する愛を体現した、魅力あふれる公園を整備し、子どもから大人まで広く世界中の人々に楽しんでもらいます」と。
さて、争点なき選挙なれど、快刀乱麻、スパッとそれを拵えるとすれば、330項目は及ばず愛知の象徴としての「2020ジブリパーク」建立の是非、今回の県知事選の争点はそこにあり。
と、啖呵を切りたいところですが、周知のように、建立に向けたロードマップが描かれている状態であり、いまさら争点として持ち出すことは難しそうです。
ジブリパークに時間を使いすぎましたが、網羅的に書かれている公約となっていることは間違いありませんのでぜひさらっとでも目を通してみるのも一興かと存じます。
冒頭に指摘すべきだったのですが、3選を目指す首長は新人とは異なり、過去の実績の評価そしてその延長線上に公約が描かれるものです。
そこは抜かりなくというところでしょうか。このような資料が提示されています。
ぜひこちらも参考に選挙までじっくりと考えて頂ければと思います。
それでは、また。
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