【過去作品倉庫】funk_sample20111012a

2020年6月20日 02:20

【概要】
・今後販売する予定のない過去の制作楽曲を公開。
（YouTube個人チャンネルを経由します）
・局所的／限定的に使用したもの、あるいは未発表のもの。

【御了承下さい】
・制作当時の音源データなので、音量や質感等はまちまち。
・インスト曲／BGM／お蔵入り楽曲のバックトラック／etc.。
・音作りやアレンジ、ミックスを「ミスってる」ものもあります。

ざっくり解説。

自分がやってる「万貴音」用の楽曲として作り始めたものの、
結果お蔵入りしたもののデモ音源です。
今回は「なぜボツったのか」を切り口に解説しようと思います。笑

・テイストがハードすぎた。

そんなに詳しいわけでもないけど、自分はファンク要素が大好き。
高校時代にスガシカオさんに触れ、浪人中に森広隆さんに触れ、
カッティングギターの魅力に取り憑かれた人間です。
（洋楽はsly & the family stone、Tower of Powerぐらい。。）

万貴音でも「未来予報士」でハード目のファンクを作ってます。
（良く考えたら1stシングルだった件。笑）

もっとファンクに寄せた曲を作ろう！かっちょいいし！
と思って作ったら、あまりにガチ目のハードファンクになってしまって、
万貴音のテイストにうまくハマりきれなくなってしまったという。

・メロディが捻り出せなくなっちゃった。

作曲家のメンツが丸つぶれなんですけども！笑

楽曲作りにおいては、
歌詞から作る「詞先」、メロディから作る「曲先」がある。
んだけども、最近はオケから作る「トラック先」があって、
この曲は「トラック先」で作りました。
多分ヒップホップとかのラップミュージックは、
これが主流なんじゃないかなー。

リズムトリックが大好きで、随所にマニアックな仕掛けを施した結果、
正常に歌えるメロディが捻り出すことが困難になっちゃった。
テクニックに溺れて本質を見失う、という例だったりもします。

ちなみにこれ、敬愛する森広隆さんに曲を聴いてもらって、
相談したという逸話があります。
これね、森さんちゃんと聴いてくださってて、
アドバイスもくださったのです。マジで神だった。。。

結果が出せなかったのが悔しいんですけど、
その時のアドバイスは別の曲で活かされています。
森さん、また会いたい。

森広隆さんのファンク魂と、ファンクっていうジャンルの特徴、
この動画が分かりやすかったのでご紹介。
森さん、ドラムの村石さんを始め、全メンバーが鬼強い。
グルーヴしようZE！

そんなこんなでお蔵入りしてしまった楽曲だったんですが、
歌はなくともかっこいいと思うんだ。
攻め攻めのドラム、ハードなスラップベース、
そしてジャキジャキに刻むギター。

・影響を受けた音楽。

まずはやっぱり「森広隆」さん。
知らない方は是非知ってほしい。

万貴音で「ひとりじゃないさ」という曲をカバーさせていただいてます。

これもご本人に聴いていただけました。

それから「東京事変」も。
楽曲のサビ前の展開（動画0:56あたり）は、東京事変の
「喧嘩上等」のフレーズの一部を数学的に解釈、落とし込んだものです。

椎名林檎さんの喉にはギター用のエフェクターが積まれてると思ってる。

最後に、広島で活動していたバンド「FUNKAPOPPER」を記しておく。
おそらく自分が広島のバンドで一番影響を受けたバンドです。
楽曲の紹介が出来ないのが非常にネンザン。。

ドラムは「のど自慢」「カープジャズ」でもお馴染み、
山口圭一さん。通称「Kちゃん」でした。
万貴音のバンド版「生万貴音」でもたっぷりお世話になったお方。
また一緒にやりたいねえ。

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