エレキギターのメンテナンスをした話

小田貴音です。体の疲れでも睡眠不足でもなく、何かしらのスレッショルドを超えると脳が労働を拒否するので今日は少し早めに音仕事の暖簾をおろしておきました。ただ寝るモードには入れないので、じゃあnote書くかということで。

先月から万貴音3rdアルバム「Re:Lease」のライナーノーツを始めました。現在は毎週月曜更新を目標に進めてますので、よしなに。これまでと書き方変えてみたけど、いかがでしょうか。痒いとこにはちゃんと手が届いてるといいんだけど。

さて本題。

3年半ほど前の記事になりますが、現在うちには2本のエレキギターがありまして、ほぼほぼレコーディングでしか使わないものになってます。なんですが、どちらもろくにメンテせずにこき使ってきたため、まあまあ機嫌が悪い状態が続いておりました。

だましだまし使ってきてたんですが、この秋にエレキギター持ってステージに立つ予定も入ってきたのもあって、いい加減きちんとメンテすべきだなと判断（はよせえ）。世のギタリストさんから烈火の如く怒られそうな立場です。。

ということで今回は使用頻度の高い（本番でもこっちを使うであろう）ストラトキャスターをピットイン。お願いしたのは前回・前々回のアコギ修理でもお世話になった木定楽器さんです。浜本さん、いつも無理言って申し訳ない。

これこれこういう状態なんですが、と簡単に説明して、一旦音出してみましょうとアンプに繋いで5秒ぐらいで「あ、これサーキット（電気回路）全部入れ替えですね」と。やっぱそーなるかー。笑

シールド接点の不安定さをはじめとして、ボリュームノブ・トーンノブ・ピックアップセレクター、どれを触ってもガリガリ言うてましたからね。レコーディングの時はあまり楽器を動かすこともしないし、ノブの操作もしないのでなんとか使えてたんです（決してそれを良しとしてはいけないぞ、みんな）。

結果、いわゆるエレクトリック関係部分の全修繕となりました。「おすすめのパーツも含めて材料こんな感じで組んでみますねー」と、ひょいひょいとセレクトしていただきながら託しました。

お昼前に持って行ったんですが、タイミングが良かったらしく夕方には「完了しました」との連絡が。しばらくレコーディングで必要な案件はなかったんですが、この早さはほんとに助かる！

結果、翌日受け取り。お店で試奏してみたけど、元気いっぱいの音になって完全復活してました。システム関係でストレスないって最高です。笑　特にリアピックアップの出音がかなり印象変わりました。リアがトーン調整できないのとは別の意味で、状況によってはブースター的な使い方出来そうな印象（音色選びの観点だと正しい使い方ではない気もするけど、あくまで”そんぐらい元気っていう印象”）。

なにより担当の浜本さんの「いい感じに仕上がりましたよ」っていう嬉しそうな顔。ほんとにギター好きな人の表情なんだよなあ。ほんと、毎度雑な扱いしてるギター持ちこんで申し訳ない限りです。苦笑

タイミングを見て、レスポールとベースのメンテもお願いしよう。

無事復活を果たしたギターで、これからも益々いい音楽作っていこうと思います。ありがとうございました。

にしても、今年はこれでギター修理出すの3本目になるのか。そんなにド高級な楽器は持ってないけど、良い状態の楽器を演奏するのは気分が良いものです。同時に、普段からももう少しぐらいは大事にしたいよなあ、と反省の念を感じたひと時でもありました。

ではまた。

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